100年前にタイムスリップ。オリジナルの鋳型を元に日本でリバイバル

照明器具O.C.Whiteは、1883年にマサチューセッツ州の歯科医であるOtis C.Whiteが、自身の仕事道具として発明。94年にはO.C.Whiteカンパニーを設立し、機械照明ブランドの地位を確立する。

 

機能美こそデザインと思わせる今回発売したVintage O.C.Whiteの原型も、19世紀末~20世紀初頭には発売され、近年はインテリアデザイナーやファッションデザイナーの間で愛好されており、オリジナルのビンテージ品の価値はひじょうに高い(アメリカで2600ドル~3200ドルが相場)。

 

とくに、デスク/フロアスタンドのレッグ部分やコーンジョイントと呼ばれるハンドルは、O.C.Whiteのアイコンとして人気が高く、このパーツが付いているだけで価格は倍になるという(4800ドルほど)。

 

「Vintage O.C.White」は、その数々の上質なヴィンテージ品を鋳型と図面に至るまでコレクションし、良さを知り尽くしたW.WORKSだから、本国の許可を得てリリースできた。いわば100年前のオリジナルを忠実に復刻するいう前代未聞のプロジェクトとなった。

 

価格も97,000円+税から295,000円+税までとひじょうにリーズナブル。100年前のオリジナルの名作が、日本で、新品で手に入る。日本には最高のものがあると自慢したくなる、そんな逸品だ。

 

 

[問合せ先]W.WORKS

 

東京・田町にあるヴィンテージショップ。オーナーの深田雅之さんがインテリア・ファッションブランドを手がける中で巡り会った家具を楽しめるお店として5年ほど前にオープン。北欧からアメリカまでジャンルを問わず、いい時代のいいデザイナーのオリジナル作品ばかりが集められ、ピカピカの状態で展示・小売りされている。

東京都港区海岸3-5-10

w-works-jp.com