【映画・音楽・アート最新情報】 · 2022/11/22

実の親子による真に迫る共演『ワイルド・ロード』コルソン・ベイカーの魅力

予測不能なノンストップ・アクション『ワイルド・ロード』12月2日公開

ラッパーのマシン・ガン・ケリー（コルソン・ベイカー）と、名優ケヴィン・ベーコンの共演するノンストップ・アクション『ワイルド・ロード』が、2022年12月2日(金)より全国ロードショー公開。今回は、主演のコルソン・ベイカーの魅力を紹介します。

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コルソン・ベイカー、モデル、俳優、監督もこなすマルチタレントぶり

本作で主人公のフレディを演じたコルソン・ベイカーは、アメリカ・オハイオ州出身の1990年生まれ。マシン・ガン・ケリーの名前でラッパーとして活動しており、2020年に発表した5枚目のアルバム「Tickets to My Downfall」では全米チャート1位を記録し、ロックジャンルとして1年ぶりに全米1位を獲得する快挙を果たし、若者を中心に絶大な人気を誇っている。

一方で、192cmのスタイルと端正な顔立ちを活かし、モデルや俳優業にも進出。2016年「Roadies」(原題)でデビューを果たし、「バード・ボックス」「プロジェクト・パffワー」等のNetflix の大ヒットドラマや、『囚われた国家』などの映画作品に出演。ミーガン・フォックス共演の『Taurus』(原題)がベルリン映画祭で上映され、『Good Mourning』(原題)で監督デビューを果たすなど映画界でのさらなる活躍も期待されています。

私生活では、2021年『ミッドナイト・キラー』での共演をきっかけに女優のミーガン・フォックスと交際を始め、今年1月には婚約を発表して話題に。2人とも日本のアニメが好きだとインタビューで答えており、特に「カウボーイビバップ」は好きな作品に挙げています。

また、18歳の頃からシングルファザーとして愛娘のケイシーを育ててきた一面もあり、公の場にも親子で姿を見せたり、トーク番組では「娘のいきいきとした純粋な姿をみることに生きる価値がある」と語るほどの子煩悩でもあります。

そんな娘のケイシーは本作『ワイルド・ロード』に出演しており、コルソン・ベイカー演じる主人公の娘役を演じています。本物の親子ということもあって死線をさまよいながらも娘の為に必死に大金を守るコルソンの姿には、有無を言わせぬ説得力があります。また本作では、主人公フレディと対となるまるで別人な役も登場するが、こちらもコルソンが一人二役で演じ切っています。

ケヴィン・ベーコンとの共演もみどころ

本作品は、組織から金とコカインを盗んだフレディのスリリングな逃亡劇を描いたアクション映画。

腹部に銃弾を受けながらも命からがら逃げ出し、長距離バスに乗り込んだフレディ。しかし、ボスのヴィックは裏切りを絶対に許さない冷酷な女で、フレディと共謀した仲間たちを次々と捕らえ殺していきます。しかし、フレディには何としても逃げ切らなければいけない理由が…それは、これまで犯罪を繰り返し父親らしいことはなにひとつしてやれなかったひとり娘・リリーのためでした。ヴィックの追手が迫る中、出血多量で意識が朦朧としていくフレディ。車内には怪しい行動を取る乗客もいる中、藁をもすがる思いで助けを求めた父親は──。

主演のコルソン・ベイカーは、2020年にリリースしたポップ・アルバムが全米1位を獲得したラッパーでもあり、俳優としても『囚われた国家』や『プロジェクト・パワー』等に出演する才能豊かな人物。

一方、その父親役には、ハリウッドの元祖カメレオン俳優、ケヴィン・ベーコン。怪しいオーラは健在で、底の知れない演技を見せつけています。

その他、『ウォークラフト』のトラヴィス・フィメル、『透明人間』のストーム・リード等が脇を固めます。

『エクスペンダブルズ 2』『トゥームレイダー』等、メジャーヒット作品を世に送り出したプロデューサーたちが手掛けた本作は、観客を予測不可能な世界へと誘います。

『ワイルド・ロード』は、2022年12月2日(金)より全国ロードショー公開。