テレビも双方向の時代!? 4K有機ELにインテリア志向のデザイン復活

ソニーBRAVIA夏モデル28機種をリリース

A95K65インチモデル 7月発売 想定売価66万円前後
A95K65インチモデル 7月発売 想定売価66万円前後

ソニーが夏に向けたテレビBRAVIAの新製品を発表しました。

 

目玉は、自発光の高画質4K有機ELの「A95K」シリーズと、液晶バックライトのきめ細かい制御でHDR再生にメリットがあるMini LEDを搭載した「X95K」シリーズです。

 

テレビも双方向の時代へ突入か!?

興味深いのは、A95K以外別売りの「新開発のBRAVIA CAM(ブラビアカム)」。ディスプレイの上にちょんまげのような出で立ち。

 

画面の上部に装着するカメラでテレビを見る人の位置を認識、画面の明るさや音声の左右のバランスなどを自動調整し、視聴環境にあわせて映像と音声を最適化します。三菱エアコン霧ヶ峰の「ムーブアイ」みたいなものですね。

 

このカメラはそれだけでなく、音量調整や電源オフなどが可能なジェスチャーコントロール機能や、遠方の家族や友人とテレビ画面を通してアプリ「Google Duo」で会話ができるビデオチャット機能も持たせています。テレビもいよいよ双方向でのビデオチャットに乗り出すのか!? 次の展開に注目です。

 

またA95Kは、スタンドの存在を感じさせないフロントポジションスタイルと、画面を壁に近づけたバックポジションスタイルのスタイルから選べるデザインになっています。かつての「モノリシックデザイン」復活といった感じでインテリア性を際立たせています。

 

今後の展開を占う上でも、冬モデルでこれらを発展できるかが楽しみです。