南野陽子が登壇──ティアックがオンキヨー、パイオニアのアフターサービスに

オンキヨー、パイオニアブランドがPremium Audio Companyで復活

オンキヨー、インテグラ、パイオニアブランドがアメリカVOXX傘下のPremium Audio Company(以下、PAC)の元で復活、日本国内ではティアックと販売代理店契約を結んだことが発表されました。

 

 

PACのシニアヴァイスプレジデントVince Bonacorsi(ヴィンス・ボナコルッシ)はビデオメッセージで次のように語りました。

 

「PACブランド製品を日本で流通させるにあたりティアックとのパートナーシップはベストな選択。既に関連会社がアメリカ市場でTEACおよびESOTERICブランド製品の販売代理店を務める関係にあり、販売・輸入のみならずアフターサービス等インフラも充実しています。ティアックの販売ネットワークとマーケティング戦略をPACが全力でサポートすることで、日本でのビジネスの再構築と拡大を加速させ、持続的成長が可能な戦略を構築できると確信しております」

 

重要なのは修理サポートで、ティアックの修理部門であるティアック修理センターが対応すると明言しています。

 

また、PAC日本担当ディレクター上山洋史は次のように経緯を説明。

 

「PACは2021年9月にシャープ株式会社との合弁会社を通じて、オンキヨーホームエンターテイメント株式会社の映像・音響事業等すべてのオンキヨーおよびインテグラの知的財産を取得しており、既に日本市場向けのオンキヨー、インテグラ及びパイオニアブランド製品を企画・開発、生産段階に進んでおります。また元々PAC が保有するブランドKlipsch(クリプシュ)とJamo(ヤモ)製品の販売準備も進めております」

 

PACは、子会社である11トレーディングカンパニー(本社:アメリカインディアナ州インディア

ナポリス、代表者:Rob Standley、以下 11TC)を通じて、アメリカ市場でオンキヨー、インテグラ、、パイオニアブランド製品の販売を2020年7月に開始、2021年4月には、TEACおよびESOTERICオーディオブランドの米国総代理店となりました。

 

これらのブランド製品の2021年度の売上高は1370万ドル、2022年度は5940万ドルになる見通しとのこと。

 

また、2021年9月にPACはシャープ株式会社との合弁会社であるオンキヨーテクノロジー株式会社を通じて、オンキヨー、インテグラのブランドをオンキヨーホームエンターテイメント株式会社より取得し、パイオニア株式会社とライセンス販売契約を締結していました。

 

PACは3つの会社で構成されており、アメリカ市場においての販売会社11トレーディングカンパニーと、オンキヨー、インテグラ、パイオニアブランドのホームAV製品の開発設計及び生産管理を担うオンキヨーテクノロジー株式会社を含みます。また、クリプシュ、ヤモ、ミラージュ、プロメディア、マグナット、ヘコ、マックオーディオ、オンキヨー、パイオニア、パイオニアエリート、インテグラといったブランドを擁することとなりました。

 

発表会には、かつてONKYOの広告宣伝を担っていた南野陽子も登壇、新たな船出を祝福しました。

 

(資料提供:Premium Audio Company PR事務局、オンキヨーテクノロジー株式会社)