真田広之インタビュー「ブラッド・ピットのアドリブに笑いをこらえるのが必死」

ブラッド・ピット主演『ブレット・トレイン』9月1日公開

伊坂幸太郎のベストセラー小説「マリアビートル」をブラッド・ピット主演で映画化した『ブレット・トレイン』が、2022年9月1日(木)に劇場公開されます。このたび真田広之が本作品のオファーを受けた理由、ブラッド・ピットとの初共演について語るインタビュー特別映像が公開されました。

真田広之が演じたのは、なにかと“運命”を語りたがる剣の達人<エルダー>。

 

一見慎ましく寡黙な男でありながら断固として家族を守るという多層的なキャラクターでもあるが、本作の出演は以前一緒に仕事をしたデヴィッド・リーチ監督からオファーという形でシナリオを送ってもらったことがきっかけだそう。

 

「(シナリオを)読んで非常に面白くて、ドラマもアクションもコメディも、いいバランスで書かれているなという思いがあって。それをあの監督が撮るのであれば、絶対に面白い作品になるんだと思ったので、もう即答でしたね。乗車します!って感じでした(笑)」

 

日本の小説が原作であることについては「うまいアダプテーションをされてて、映画のシナリオになっているなと思った。自分とその息子役の“キムラ”。この2人が日本人ということで、そこのパートはしっかりしなきゃなと。未来のおとぎ話的な日本で描かれてるなと思ったので、そこは逆にもう楽しんで。基本的にはこの世界観を楽しもうという感じでした」と語っています。

ブラッド・ピットは「とてもフレンドリーで紳士的で親しみやすい」

好きなシーンについては「レディバグのブラッドと絡んだシーン」と即答。

 

「2人の会話のシーンは非常に印象に残ってます。ブラッドは毎回アドリブで毎テイク毎テイク違うセリフを言ってきたり、アプローチが変わったりするんですよね。なので注意深く聞いてないとリアクションを取れないし、(エルダーの)キャラクターで返さなきゃいけないっていう、そういうプレッシャーがありましたね。本当にもう笑ってしまうぐらい面白いセリフを言ってくるので、危うく笑いそうになるんですけども、キャラクターをキープしないといけない」

ブラッド・ピットとの初共演については 「カメラテストで顔合わせをした時からとてもフレンドリーで紳士的で親しみやすいと言いますか、コミュニケーション取りやすい、懐が広いと言いますか。とてもいい雰囲気の中で撮影が出来たので本当によかったと思いますね」と撮影当時を振り返りました。

 

『ブレット・トレイン』 (原題: BULLET TRAIN)は、9月1日(木)全国の映画館で公開。

[作品情報]『ブレット・トレイン』 (原題: BULLET TRAIN) 9月1日(木)全国の映画館で公開

・US公開日:8月5日

・原作:伊坂幸太郎「マリアビートル」(角川文庫刊)

・監督:デヴィッド・リーチ

・脚本:ザック・オルケウィッツ ・キャスト:ブラッド・ピット、ジョーイ・キング、アーロン・テイラー=ジョンソン、ブライアン・タイリー・ヘンリー、アンドリュー・小路、真田広之、マイケル・シャノン、バッド・バニー (ベニート・A・マルティネス・オカシオ)、サンドラ・ブロック 

・日本語吹替版声優:堀内賢雄(レディバグ)、山本舞香(プリンス)、津田健次郎(タンジェリン)、関智一(レモン)、木村昴(ウルフ)、井上和彦(エルダー)、阪口周平(キムラ)、立川三貴(ホワイト・デス)、フワちゃん(ホーネット)

・上映時間:2時間6分

・レーティング:R15+

(資料提供:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント)