ファブリックでアップサイクル──魅力あるテキスタイルグラフィックが、“廃品”にも息吹

伊勢丹新宿店で「Wrapping Project for Isetan Living - ミントデザインズの部屋 - 」を開催

デザイナーの勝井北斗と八木奈央が設立したファッションブランドmintdesigns(ミントデザインズ)は、設立21年目の新たな試みとして“Wrapping Project”をスタート。その第一弾として2022年8月31日(水)から9月15日(木)、伊勢丹新宿店 本館5階センターパーク/ザ・ステージ#5で「Wrapping Project for Isetan Living - ミントデザインズの部屋 - 」を開催します。

PHOTO:Kohei Yamamoto STYLING:Misa Nishizaki

そこで展開されるのは、使い古されて破棄される物や傷などにより不良品として商品化出来なかったプロダクトをオリジナルファブリックでラッピングすることでアップサイクルし、新たなプロダクトへと変化させる試み。小学校の教室で使われていた椅子や、飲み終わったドリンクのボトル、キズや気泡が入ってしまったビーカーなどを、ニット、キルティング生地で包んでデザインし直すことで、家具やオブジェとしての新たな息吹を与えています。

 

そのほかにも、コレクションで発表したオリジナルレースを用いたマットやバッグ、ファブリックパネルなど、ミントデザインズの魅力を空間で楽しめるアイテムを展開するとのこと。

 

テキスタイルから衣食住のデザインへ

ミントデザインズは、本年6月にデビュー20周年を記念した展覧会「ミントデザインズ大百科:Mintpedia」を開催。コレクションの発表にとどまらず、ミントデザインズの世界観、思考を様々な角度から紹介しました。

 

「日常生活の時間を豊かにするデザイン」をブランドコンセプトに掲げるミントデザインズ。21周年を迎え、これまでも衣服だけではなく身の回りの道具や空間のデザインも手がけてきましたが、今後は新たなアプローチとして、150種類にも及ぶオリジナルのテキスタイルグラフィックを生かし、衣食住のデザインへと発展させたい考えだといいます。

 

[イベント概要]

mintdesigns Wrapping Project for Isetan Living

「ミントデザインズの部屋」

会期:2022年8月31日(水)〜9月15日(木) 

会場:伊勢丹新宿店 本館5階 センターパーク/ザ・ステージ#5 [東京都新宿区新宿3-14-1] 

※営業時間 10:00 - 20:00

 

(資料提供:mintdesigns)

 

@mintdesigns_studio #mintdesigns