ハンス J. ウェグナーのレガシィ受け継ぐYチェア──かつてのチーク仕様で復刻

カール・ハンセン&サン、CH24チェアとCH327ダイニングテーブルのチーク材オイル仕上げを9月発売

名作の復刻が続くインテリア業界。現代の技術を盛り込んで技術的にアップトゥデートしたり色や仕上げのバリエーションを増やすものもある中、カール・ハンセン&サンが2022年9月に発売したのは、CH24(Yチェア)と、CH327ダイニングテーブルのチーク材オイル仕上げです。

近年のCH24(Yチェア)には、オーク、ビーチ、マホガニー、ウォールナットなどの材が使われています。

 

それに対し、今回発売されたCH24(チーク)は、2022年4月に限定記念モデルとして発売された“CH24 BIRTHDAY CHAIR 2022”でも使用したチーク材に、ナチュラルペーパーコードが施されたコレクション。

 

1950年代から60年代にかけて、デンマークのデザイナー、ハンス J. ウェグナーは椅子の製作にチーク材を用いており、今回の復刻はそんなハンス J. ウェグナーのデザインレガシーに敬意を表したものとなっています。

 

なお、CH327ダイニングテーブル(チーク)は、デザインの一部にオーク材が用いられたミックスバージョン。テーブルの長さに合わせて木取りした材を使用し、木目の美しさを一層際立たせたダイナミック且つ高級感あふれるテーブルです。

 

チーク材は、高い強度、耐久性、安定性を備え、グリーンやオレンジ、赤褐色へと優雅に変化する鮮やかな色合いが特徴。天然のオイルを豊富に含む黒い木目は、いつまでも美しく、ダイナミックな表現を生みだします。美しい経年変化とアンティーク感は、所有するほどに満足度を高めてくれそう。

 

(問合せ先:カール・ハンセン&サン フラッグシップ・ストア東京 03-5413-5421)