壮観!ハイチェアー・ハイスツールがずらり勢揃い「LIVING&DESIGN」

カンディハウス、インテリア国際見本市「LIVING&DESIGN」に出展

2022年9月7日から9日、東京インターナショナル・ギフト・ショーと共同開催されたインテリアの国際見本市「LIVING&DESIGN」で、北海道旭川の家具メーカーであるカンディハウスが、ハイチェアー・ハイスツールを一堂に展示しました。

訪れてみて驚いたのは、横12mに及ぶ超横長のスペースに並んだハイテーブルとハイチェアー。

 

カウンターのように並んだTEN(テン)のハイテーブルの中央には、2022年6月に発売されたばかりのミヒャエル・シュナイダーによる「 KYU(キュウ)」。ハイスツールでありながら掛け心地がよく、長くすっと伸びた脚は北海道産タモ材の質感を際立たせています。

 

そのほかにも米谷ひろしのJINGU(ジングウ)、深澤直人のKOTAN(コタン)、マイケル・ポールセンのBCTD(ビーシーティーディー)、ロウエッジズCRUST(クラスト)のハイチェアーがずらり展示されている姿は、まさに壮観。これほどのバリエーションを揃えるブランドはなかなかありません

 

B to B向けの展示会ということもあり、カフェやオフィスを意識した展示内容ではありますが、キッチンとダイニングが一体となったカウンターキッチンが増える中でファミリーユースとしても参考になりそうです。

現代の“パーソナル”の概念を体現 FLAN

またもうひとつの注目は、2021年国際家具デザインフェア旭川(IFDA)入選作品を製品化した新製品「FLAN(フラン)」の東京初お披露目。

「FLAN(フラン)リビング イージーチェアー」は、下里修平による作。「包まれる感じ」「どこにあっても自分だけの空間がつくれる」居心地の良さにこだわってデザインされており、いまの時代が考える“パーソナル”の概念を示していると言えます。

 

(取材・会場写真・文:遠藤)