無料でみんなで楽しめる! チームラボ、魚の絶滅・絶滅危惧種を学べるVR作品

「捕まえて集める恵みの海」東京・原宿「Galaxy Harajuku」で開催中

スマートフォンを片手に、壁や床に映された海の生き物を捕まえて観察する学びのプロジェクト「捕まえて集める恵みの海」が、東京・原宿の「Galaxy Harajuku」で開催中です。入場は無料。

この展示会は、体験型施設Galaxy Harajukuとアート集団チームラボが共同で行っているもの。

 

3F入口で貸し出される折りたたみスマートフォンGalaxy Z Flip4からアプリを起動し、壁や床に投影される海の生き物を“捕獲”することで自分独自のコレクション図鑑を作っていきます。

 

この「恵みの海」は、マングローブがある淡水エリアから外洋をイメージしたところまで3つのゾーンに分かれており、普段わたしたちが食べているサンマやスズキといった魚や、タラバガニのような甲殻類のほか、メガネモチノウオ(ナポレオンフィッシュ)のような絶滅危惧種、ニュージーランドミナミアユのような絶滅種も泳いでいます。

見るだけでなく、触れると反応。捕まえてコレクションすることも

会場内にはセンサーが張り巡らされており、壁を泳ぐ生き物に触れると逃げたり隠れたり。床を泳ぐ生き物を追い込んだりすることができます。

アプリのカメラで壁を泳ぐ魚に向かって「観察の矢」を放つと、現実の空間に「観察の矢」が飛んでいき、命中するとその魚は光を放ちつつ現実空間から消え、スマートフォンのなかに“捕獲”。「キャッチアンドリリース」の掟に従ってただちに現実空間に放すよう促されますが、スマートフォン内の図鑑にはしっかり履歴が保存され、その生き物の詳細を図鑑形式で学ぶことができます。

「恵みの海」には、全部で28種類の魚がいますが、同じ種類の魚でも捕まえれば捕まえるほど詳しい情報が表示されるようになっており、夢中になると1時間などすぐに経ってしまいそう。

 

1人でもじゅうぶん楽しめますが、友だちや家族などと複数で行くと、一緒に協力して生き物を追い込んだり、コレクションを競ったりできてより楽しめそう。

チームラボの音と映像のクリエーション作品はこれまでにも多く見られましたが、比較的入場料がかかる印象がありましたが、本展は無料。混雑を避けるためにも事前予約をして参加されることをオススメします。

 

(取材・写真・文:遠藤)

[開催概要]

「Galaxy & チームラボ:捕まえて集める恵みの海」東京 原宿 

© チームラボ

 

日程:2022年9月29日(木)より、終了日未定

場所:Galaxy Harajuku(東京都渋谷区神宮前1丁目8-9)

 

https://www.teamlab.art/jp/e/collecting_seaoflife/ 

 

#teamLabGalaxy