全帯域同一振動板にこだわったヤマハのスピーカーシステム

NS-2000A、来年23年2月24日発売をアナウンス

ヤマハは、今年6月のOTOTENで初お披露目されたフロアスタンディングスピーカー「NS-2000A」を、2023年2月24日に発売するとアナウンスしました。

ヤマハはこれまで「NS-5000」「NS-3000」といったハイエンドスピーカーでZYLON(ザイロン)100%の振動板を用いてきました。

 

今回はこれにピアノスプール(いわゆる紙)を混ぜることで、音速、音色、コスト面でバランスが取れた製品開発が可能となりました。この新しい振動板を、ヤマハは「HARMONIOUS DIAPHRAGMTM」(ハーモニアスダイアフラム)と呼び、全ユニットに採用することで全帯域にわたる音色の統一を実現しています。

 

また、NS-5000等と同様、端子はシングルワイヤリングのみ。コンデンサーに、ドイツ ムンドルフの高級品「MCap SUPREME Classic」、内部配線の全てにPC-Triple C導体を使って徹底したチューニングを施し、「ネットワークなどもふくめ、ひとつの完成形で提供したい」というヤマハならではの意気込みがうかがえます。

 

本モデルは10月28日(金)〜30(日)に東京国際フォーラムで開催された「2022 東京インターナショナル オーディオショウ」に続き、11月5日(土)、6日(日)にハートンホテル心斎橋で開催される「オーディオ セッション in OSAKA 2022」のヤマハブースで聞くことができます。

 

「NS-2000A」は、440,000円(1台・税込)で、2023年2月24日より発売。

 

(資料提供:ヤマハ株式会社)