大貫妙子コンサート2022、シーケンサーも駆使して70年代80年代のコーラスと“共演”も!

大貫妙子コンサート2022 12月3日開催

大貫妙子の恒例の年末コンサート「大貫妙子コンサート2022」が、2022年12月3日(土)に東京・昭和女子大学人見記念講堂で開催されました。

 

バンド編成でのコンサートは3年半ぶり。小倉博和(G)、鈴木正人(Bass)、沼澤尚(Drums)、林立夫(Drums)、フェビアン・レザ・パネ(Acoustic Piano)、森俊之(Key)といったおなじみのメンバーに、8月発売の新曲「朝のパレット」「ふたりの星を探そう」を編曲した若手、網守将平(Key)を加えた7人編成のバンド・メンバーのほか、シーケンサーも回して70年代、80年代の曲も久しぶりないしはじめて披露する曲もありました。

当時の音源や坂本龍一とシーケンサーで“共演”!

「この曲を歌うと落ち着くんです」と、冒頭「横顔」を披露した大貫。会場を見回すと、「今日は、年齢層も高そうな…」と笑いを誘います。

 

シーケンサーを回していることもあり、「SUNSHOWER(1977)」「MIGNONNE(1978)」「cliche(1982)」「SIGNIFIE(1983)」「LUCY(1997)」といったアルバムから、これまでなかなかライヴでは披露できなかった曲を次々と披露。

 

とくに、マルチテープから当時の音源トラックを抜き出したものや、坂本龍一が弾いたキーボードやプログラミングされたサウンド、当時の大貫自身のコーラス・パートに合わせて、大貫とバンドが生演奏で組み合うという時空を超えた共演に、往年のファンは涙涙。

 

「ピーターラビットとわたし」や「ベジタブル」「突然の贈りもの」のようなよく知られたものもあれば、通好みの実に渋い楽曲も。「幻惑」の披露には「おお〜」とどよめきも起こります。

 

MCでは「ワールドカップ、私も見てますよ」とコメント。エールを送る曲として、坂本龍一プロデュース「Volcano」も披露しました。

 

会場ではCD販売も行われており、重版即完売のLP「MIGNONNE」なども見られました。

 

この日は休憩なしにアンコールを含めたっぷり2時間。来春23年1月にも同じメンバーで、約4年半振りの大阪公演が開催されます。

[ライブ情報]

「大貫妙子 コンサート 2022」

日時:2022/12/ 3(土) 17:30開演 (16:30開場)

会場:昭和女子大学 人見記念講堂 出演者:大貫妙子/小倉博和/鈴木正人/沼澤尚/c/フェビアン・レザ・パネ/森俊之/網守将平

 

[大貫妙子 コンサート 2022/大阪公演]

日時:2023年1月29日(日) 開場16:45/開演17:30

会場:クールジャパンパーク大阪 WWホール

チケット料金(税込/全席指定):11,000円

お問い合わせ:キョードーインフォメーション  0570-200-888(月~土11:00~16:00 日曜・祝日休み)

 

<大貫妙子オフィシャルサイト> https://onukitaeko.jp 

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