デノンから、AV一体型アンプのフラッグシップ「AVC-A1H」が3月下旬に発売されます。価格は、990,000円(税込)。色はブラックとプレミアムシルバーの2色。
本製品は、15.4chのAVサラウンドアンプで、既報の「AVC-X8500HA」やデノン創立110周年記念モデル「AVC-A110」の上位モデル。
この一筐体に 150W+150W(8Ω/20Hz~20kHz)の大出力ながら、15chパワーアンプを内蔵。ヒートシンクにアルミ押し出し材を使用、基板パターンの箔厚をAVC-X8500HAの2倍にしてインピーダンスを下げるなどの工夫も施されています。
これらを支えるための電源部も大がかり。専用EIコアトランス単体で11.5kgにもおよびます。
また、プリアウトは17.4chを装備。「プリアンプモード」を選べば、内蔵アンプを全チャンネルを一括ないし個別に使用/不使用を設定できます。
音質面では、上級機にのみ搭載される「D.D.S.C.- HD32」「AL32 Processing Multi Channel」「クロック・ジッター・リデューサー」といったおなじみの機能を搭載。サウンドマスター山内慎一のもと厳選されたパーツを採用しています。
また、AVC-X4800H同様、音場補正機能「Dirac Live」に、有償でのファームウェアアップデートで対応する予定(2023年)で、こちらも楽しみです。
デノン「AVC-A1H」は、3月下旬発売。