Amulech(アムレック)新製品はみんなが待ってた「スマホ直結」高性能DAC
高性能デジタルオーディオをリーズナブルな価格の日本製で展開する「Amulech(アムレック)」が、スマホと繋いで本格的なハイレゾ再生を実現するUSB-DAC「AL-38432SA」を2月27日より発売しました。価格は26,000円(税込)。
これまで、高音質PCオーディオをリーズナブルな価格で展開してきたアムレック。もっとも、近年はハイレゾのストリーミングをiPhoneやAndroid、タブレット端末で楽しむユーザーが増え、「スマホで手軽に高音質で楽しめるDACはできないか」という声が寄せられることが増えてきたと代表の三上忠道は語ります。
そうした声に応え、ESSの最新DACを搭載し、PCレスでもケーブルを直接プラグインするだけで楽しめるようにと開発したのが、AL-38432SAです。
最新のESS DACを搭載した日本製
特長の第1は、ESS社最新世代HyperStreamDACアーキテクチャ「ES9038Q2M」を搭載していること。OCL(アウトプット・コンデンサ・レス)により、ダイレクトなサウンドを低音から高音まで幅広くフラットで32ビット再生します。
USBはSavitech社の最新USBコントローラSA9137を搭載。MacやWindowsのほか、USB-DAC OTG(USB-On-The-Go)機能により、iPhone/Android等のスマホやタブレットから音楽ストリーム配信の音源をケーブルに接続するだけで高音質で取り出せます。
RCAアナログ出力は、プリアンプ機能も持っており、SMV(Smoothing-Volume)技術によりボリュームの微調整が可能です。
筐体はあえてスケルトン。アルミの削り出しとアクリルで構成し、スパルタンなイメージです。
正面の128×64ドット0.96インチモノクロ有機ELディスプレイには、入力サンプリングレートやライン出力ボリューム値を表示します。
電源はACアダプタによる給電ですが、マイコン制御により電源オン・オフ時のポップノイズにも気を配っています。
もちろんPCとも接続可能。DSDはDSD2.8MHz(DSD64)、DSD5.6MHz(DSD128)、DSD11.2MHz(DSD256)に対応しています( DSD11.2MHz はWindows10/11のASIOネイティブのみ対応)。
ASIO2.1とDoP(DSD over PCM)形式にも対応し、WindowsではFoobar2000などDSD対応音楽プレーヤーを使用することでDSDファイ ルのネイティブ再生が可能です。
また、オーディオ機器とS/PDIFで接続し192KHz/24bitまで対応する、光および同軸(RCA)入力も備えています。
2月27日現在、Amulechのダイレクトストアで販売を開始しており、今後はヤフーストアやアマゾンでの販売も予定しているとのことです。
[製品仕様]
USB-DAC「AL-38432SA」
寸法/質量:W132×D110×H61mm (突起部含まず)/約400g
RCA(LINE)出力1系統(ボリューム、LRバランス調整可能)
ライン出力レベル:最大0V~2Vrms を調整可能(600Ω) (アンバランス/OCL(アウトプット・コンデンサ・レス) DC出力
ハイレゾ音源USB オーディオ2.0(High- Speed)に対応
USB対応サンプリング:DSD2.8MHz(DSD64)/5.6MHz(DSD128)/11.2MHz(DSD256)のDSFフォーマット、DFF/DIFF(DSDIFF)フォーマット。ASIO 2.1、DoP(DSD over PCM)両方に対応。PCM:44.1/48/88.2/96/176.4/192 /352.8/384KHz ※PCM32bit はWindos10/11 以降のみ
USB対応OS:Windows10,11(専用ドライバー付属)/MAC OS 10.6.8以降 (OS標準ドライバーで動作)
光、同軸(RCA)入力:32~192KHz 16/24bit ステレオ・リニアPCM
THD+N:120dB
ダイナミックレンジ:129dB