「セリフを理解した上でアドリブ」アンソニー・ホプキンス『アルマゲドン・タイム ある日々の肖像』インタビュー映像

ジェームズ・グレイ監督の自伝的作品『アルマゲドン・タイム ある日々の肖像』5月12日公開決定

第75回カンヌ国際映画祭コンペティション部門に正式出品されたジェームズ・グレイ製作・監督・脚本の最新作『アルマゲドン・タイム ある日々の肖像』が5月12日(金)より公開。このたび、インタビュー映像が公開されました。

アンソニーは、ジェームズ・グレイ監督から出演の依頼があった際、脚本を読んで「“ぜひ出演したい”と私から連絡した」と振り返ります。

 

「ジェームズの作品は何本も見たが、彼の撮る“家族映画”は重層的な構造をしている。彼は聡明で細部にこだわるが、自由に演じさせてくれる」

 

より役に入り込むため、アンソニー演じるキャラクター“アーロン”の使う言語をアメリカ英語からイギリス英語に変更、そのために彼の人生の背景なども手直ししたという驚きのこだわりも明かしています。

 

ほか、ジェームズ・グレイ監督との仕事で印象に残った点として、監督が物語の全体構造を用意していたことをあげ「その枠内でアドリブをした」「セリフを覚え、現場に来て、決められた枠内で自由に演じる」と語り、「セリフを理解してないということは、目が見えないのと同じことだ」とアンソニー独自の演技論も語っています。

アン・ハサウェイ、アンソニー・ホプキンスら賞レース常連の豪華キャストが競演

本作品は、差別と格差が根付く80年代NYを舞台に、多感かつ繊細な12歳の少年ポールが培っていく友情、そして微妙な変化を迎える家族との関係を通して、時代を取り巻く理不尽や不公平を浮き彫りにします。

 

『アルマゲドン・タイム ある日々の肖像』は、5月12日(金)より公開。

  

[作品情報]

製作・監督・脚本:ジェームズ・グレイ 

出演:アン・ハサウェイ、ジェレミー・ストロング、バンクス・レペタ、ジェイリン・ウェッブ、アンソニー・ホプキンス

2022年/アメリカ/スコープサイズ/115分/カラー/英語/5.1ch/原題『Armageddon Time』/日本語字幕翻訳:松浦美奈/PG-12 

 

配給:パルコ ユニバーサル映画  宣伝:フラニー&Co. © 2022 Focus Features, LLC.