『パリタクシー』4月7日公開
本国フランスで初登場新作NO.1の大ヒット映画『パリタクシー』が、4月7日(金)に新宿ピカデリー、角川シネマ有楽町ほかにて全国公開されます。このたび、衝撃の“前科”を明かす本編映像が公開されました。
本編映像は、「どの新聞も一面で大騒ぎ。」とアルコル橋で一服しながら振り返るマドレーヌの話で始まります。それは、衝撃の事件を起こして裁判にかけられていた驚きの過去でした。
離婚などあり得なかった当時。彼女に対し裁判所には「マドレーヌに自由を!」と抗議する女性たちが押し寄せます。
裁判官から夫の姓で呼ばれることを断固拒否するマドレーヌは、夫に対して自責の念があるが問われると「昼も夜も、彼女だけでなく、息子にまで暴力を振るった男は夫ではない。これは虐待だ」と、どれだけ悲惨なことが行われていたかを想像させる強い視線で訴えます。
当時女性に参政権はなく、中絶も非合法。戦前生まれのマドレーヌたちは、夫の承認なしに自由にお金を使うこともできませんでした。本作は、自由と権利を獲得するため女性たちが声をあげ勝ち取ってきた道のりを一緒に辿る旅でもあるのです。
そして話はまだ終わりではなく、パリを横断しながら知るマドレーヌの人生の物語には、耳を疑う展開と、並外れた結末が待っていました…。
人生最大の危機を迎えたタクシー運転手のドライブが呼ぶ、まさかの感動!
本作品は、パリのタクシー運転手のシャルルと終活に向かう92歳のマドレーヌの感動のヒューマンドラマ。
人生最大の危機を迎えていたタクシー運転手のシャルルの元に、マダムのマドレーヌをパリの反対側まで送るという依頼が。
“ねぇ、寄り道してくれない?”
人生を過ごしたパリの街には秘密がいっぱい。寄り道をする度、並外れたマドレーヌの過去が明かに。そして単なるドライブは、いつしか2人の人生を大きく動かす驚愕の旅へ!
シャルルを演じるのは、フランスを代表する大人気コメディアンのダニー・ブーン。マドレーヌには、最もキャリアの長い国民的シャンソン歌手で、仏最高勲章であるレジオン・ドヌール勲章を受賞したリーヌ・ルノー。実生活でも親交が深い二人の真実の絆が観る者の心を温めます。
監督・脚本は『戦場のアリア』でセザール賞脚本賞にノミネートされたクリスチャン・カリオン。エッフェル塔、シャンゼリゼ通り、洒落たビストロ──もう一人の主人公であるパリのエレガントな美しさに浸れる映像も見逃せません。
いつの間にかシャルルの仕事は、上品なマダムの数奇な運命を解き明かす旅に変わっていきます。果して、そのクライマックスに待つものとは──? オープニングからラストまで、「まさか」がぎっしり詰まった意外すぎる感動作です。
『パリタクシー』は4月7日(金)に新宿ピカデリー、角川シネマ有楽町ほかで全国公開。
[作品情報]
『パリタクシー』
原題:Une belle course
監督:クリスチャン・カリオン
出演:リーヌ・ルノー、ダニー・ブーン
2022年/フランス語/91分/スコープ/カラー/5.1ch
日本語字幕:星加久実
後援:在日フランス大使館/アンスティチュ・フランセ日本
© 2022 - UNE HIRONDELLE PRODUCTIONS, PATHE FILMS, ARTÉMIS PRODUCTIONS, TF1 FILMS PRODUCTION