GWいかがお過ごしでしょうか？今回は、韓国映画の“実録サスペンス”ものBEST5を紹介します。

[R15+]密航の仕事に手を染めた漁船乗組員たちの運命は? ポン・ジュノ製作・脚本の実話サスペンス。

舞台は、1998年の韓国。漁船チョンジン号の船長チョルジュと乗組員たちは、長引く不漁の影響で生活苦にあえいでいました。ある日、ついに金策が尽きたチョルジュは、中国から密航者を漁船で運ぶ仕事を引き 受けることに。乗組員たちも危険を覚悟の上で受け入れ、密航決行の夜、チョンジン号は沖合の中国船から密航者たちを乗せて韓国に向かうも、途中で海洋警察の巡視船に遭遇。そこで急遽、 密航者たちを船内の保管庫に隠します…。

一人の大学生の死が、軍事政権に抗う民主化運動を巻き起こす! 韓国の歴史の闇に切り込む骨太な社会派ドラマ。

舞台は、軍事政権下の韓国。1987年1月14日、警察に連行されたソウル大学の学生が取り調べ中に命を落とします。警察は遺体をただちに火葬するよう命じるも、疑念を抱いたチェ検事は、警察の妨害に屈せず司法 解剖を強行。その結果、拷問による窒息死と結論づけられます。記者サンサムはチェ検事から解剖報告資料を入手、その事実を新聞の一面で暴露。すると警察は、拷問にほとんど関与していない刑事を逮捕することで事件の幕引きを図ろうとします…。

[PG-12]対照的な2人の刑事が連続殺人事件の深い闇に迫る! 名匠ポン・ジュノの出世作にして代表作。

舞台は1986年。ソウル郊外の農村で、若い女性が無残な死体で発見。地元警察のパク刑事が事件の解決に挑むも、捜査は思うように進まず、ソウル市警からテユン刑事が派遣されます。経験と勘を頼りにするパクと、科学捜査を重んじるテユンはことあるごとに衝突。そんな中、再び事件が起き、新たな犠牲者が出てしまいます。共通点として事件が起きた時にラジオで同じ曲が流れていたことが判明し、テユンは曲をリクエ ストした人物を追います…。

15年前の少年誘拐殺人事件の真犯人は自分の父親だった? 韓国三大未解決事件の真相に迫る衝撃サスペンス。

舞台は、2013年。父スンマンに愛情を注がれ育った大学生ダウンは、時効を目前に控えたハン・チェジン君誘拐殺人事件を再現した映画を見ます。映画のラストで実際の犯人による脅迫電話の肉声が流されるも、そ れは、声も口調もスンマンとそっくり。疑念を抱いたダウンは、普段の父の行動を調べ、さらに過去を探ると、死んだと聞かされていた母が生きていることや、父に前科があることなど、意外な事実が明らかとなっていきます…。

金日成暗殺のために集められた犯罪者たち──韓国の知られざる計画の全貌を再現した社会派サスペンス。

舞台は1968年。北朝鮮の工作員による韓国大統領府襲撃未遂事件が発生。韓国政府はその報復として金日成暗殺を計画し、実行役として特殊部隊を編成します。重罪を犯した31人の男が無人島シルミドに集められ、そこには父が北朝鮮に亡命したせいで人生を狂わされた死刑囚インチャンの姿も。彼らは工作員としての軍事訓練を3年間受け、いよいよ作戦決行の日を迎えます。しかし、国策の変更で作戦が急遽中止となり、部隊は無用の存在となります…。

韓国映画“実録サスペンス”BEST5は、CSザ・シネマで、5月8日(月)~12日(金)に放送されます。

・『海にかかる霧』 放送日:5月8日(月)23:15~

・『1987、ある闘いの真実』放送日:5月9日(火)23:30~

・『殺人の追憶』放送日:5月10日(水)23:00~

・『殺人の疑惑』放送日:5月11日(木)23:15~

・『シルミド/SILMIDO』 放送日:5月12日(金)23:00~

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