等身大ホームシアター&ヴィンテージ家具を提案!「IDEAL TOKYO」新Buildingオープン

東京・南青山に、デザイン、食、文化を発信するIDEAL(イデアルビル)がオープンしました。

設計は、中村拓志&NAP建築設計事務所が担当。minotticucineのキッチン、TOM DIXON/THE CAFE by cadetのインテリア&カフェ、IDEAL TOKYOのインテリア、LIGHT BOX ATELIER/SEMPREのイベントスペース、Dominique Corbyのレストランといったテナントが収まった、能舞台を持つ住宅(4F・非公開)&オーナーサロンです。観世水をモチーフにした意匠や素材が各所に見られるのは、オーナーの流派を拠り所としています。

 

そんな目で館内を眺めると、「真田丸」で注目を浴びた左官・挾土秀平やコシノジュンコによるアート作品、シンボルツリーとして選ばれた西畠清順のオリーブも、より輝きを放って映ります。

ホームエンターテイメントの観点からライフスタイルを発信「IDEAL」

3FのIDEAL TOKYOは、「五感で遊ぶ」をコンセプトに、ホームエンターテイメントとヴィンテージ家具を融合させたインテリアサロン。

 

注目は奥の鏡張りの一角で、手許のタッチパネルをワンタッチすれば暗幕とスクリーンが下がり、正面の壁一面が180インチの大画面映像に早変わりします。

 

インテリアを阻害することなく上質なホームエンターテイメントを実現しているのは、音を透過するサウンドスクリーンと使うときだけ姿を現すプロジェクター昇降機といったAVシステムだけではありません。

 

吸音材を充填しや壁やドアに、音の反射を担うため貼られた縦ルーバーは、視聴位置から“視覚的に”等間隔になるように、スクリーン側から視聴方向にむかって徐々にピッチを狭くしています。

もともとインテリア好きな代表の小泉裕は、ホームシアターカスタムインストーラーとしての仕事の幅を広げており、次のように展望を語りました。

 

「いまはリノベーションの案件の比率が増え、現在進行中の物件もあります。オーディオビジュアル機器のインストールのみならず、インテリアや建築も絡めたライフスタイルの世界を、もっと広めていきたいんです」

 

小泉をかすがいに集まった日本の才能が結集した表参道の新たなランドマークに注目です。

 

[施設概要]

「IDEAL TOKYO」

東京都港区南青山6−13−1

IDEALビル(イデアルビル)3F

 

@idealtokyo