『ジャンポール・ゴルチエのファッション狂騒劇』9月29日公開
ジャンポール・ゴルチエの自伝的ミュージカル「ファッション・フリーク・ショー」の舞台裏を追ったドキュメンタリー映画『ジャンポール・ゴルチエのファッション狂騒劇』が9月29日に公開。このたび、8月16日に65歳の誕生日を迎えたマドンナの出演シーン映像が公開されました。
公開されたマドンナの出演シーンは、2018年のメットガラ(Met Gala)に登場した際の映像。
メットガラは、ニューヨークのメトロポリタン美術館で毎年開催されているファッションの祭典で、その年は「カトリック」がテーマでした。ゴルチエはマドンナのために十字架やベールと調和した黒のドレスをデザインし、自らは神父風の衣装に身を包みました。
映像では、二人が控室で談笑しながら衣装合わせを行っている様子が映し出され、それと同時にマドンナとの出会いについて語るゴルチエのナレーションが流れます。
ゴルチエは「(マドンナには)デビュー当時から注目していた。英国人だろうと思ったよ。服選びが上手だからね」と冗談交じりに語る一方で、「彼女のスタイルは、僕の感性にとても近い」「類まれな人物だ」と彼女に対して最大の賛辞を送っています。
マドンナといえば、急病による緊急搬送の影響で、7月のワールドツアー延期が記憶に新しい。延期が決まる前には、彼女がコーンブラの写真をInstagramに投稿したことで、23年ぶりにステージ上で披露するのではないかとの報道もありました。今まさにマドンナの今後の動向に大きな注目が集まっています。
業界必見!ファッションショーの内幕までも明らかに
奇想天外&ファンタスティックなデザインで有名なクチュリエ(男性デザイナー)ジャンポール・ゴルチエ。ファッションシーンで旋風を巻き起こしてきた彼が今回挑むのは、ミュージカル「ファッション・フリーク・ショー」です。
自身のコレクションと2足の草鞋で創り上げるショーの舞台裏はトラブルの連続。衣装合わせ、初のリハーサル、ダンサーの故障、演出のいざこざなど、アクシデントに見舞われるゴルチエとそのチーム。制作が進むにつれ明かされるゴルチエの真実。愛するテディベアや親愛なるマリーおばあちゃん、唯一無二の恋人フランシス、1976年初のファッションショーの評価......本当のゴルチエが紐解かれていきます。
マドンナ、ロッシ・デ・パルマ、カトリーヌ・ドヌーヴらゴルチエのミューズもカメオ出演するほか、ファッション界の女帝アナ・ウィンターまで登場。1970、80年代を彩ったヒットナンバー、豪華絢爛なオートクチュール、トップデザイナーが見せる仕事へのこだわりが詰まった制作秘話ドキュメント。果たして無事初日を迎えられるのでしょうか!?
『ジャンポール・ゴルチエのファッション狂騒劇』は9月29日公開。
[作品情報]
『ジャンポール・ゴルチエのファッション狂騒劇』
原題:Jean Paul Gaultier: Freak & Chic
監督:ヤン・レノレ
出演:ジャンポール・ゴルチエ、マドンナ、カトリーヌ・ドヌーヴ、ロッシ・デ・パルマ、ナイル・ロジャース、マリオン・コティヤール
2018 / フランス / フランス語・英語・スペイン語 / 96 分 / カラー / 5.1ch / シネスコ
字幕翻訳:宮坂愛
映倫区分:G
© CANAL+ / CAPA 2018
提供:木下グループ
配給:キノフィルムズ
公式サイト: https://gaultier-movie.jp/
公式 SNS:https://twitter.com/gaultier_movie