10脚のみ製造された幻のチェア「VLA61 Monarch モナークチェア」、カール・ハンセンにより製品化

Vilhelm Lauritzen VLA61 Monarch

デンマークの建築家Vilhelm Lauritzen(ヴィルヘルム・ラウリッツェン、1894~1984)が1944年にデザインし10点のみ製作された「VLA61 モナークチェア(Monarchチェア)」が製品化され、10月2日(月)より発売されます。

デンマークモダニズムの父とも呼ばれるラウリッツェンは、ある建築プロジェクトのために「VLA61モナークチェア」をデザインしました。建築は実現しませんでしたが、椅子が10点だけ製作され、世界中のオークションで高嶺の花となりました。

 

そんなコレクターズアイテムをこのたびカール・ハンセン&サンがはじめて製品化し発売することで、多くの人々によって愛用されることとなります。

 

VLA61モナークチェアは、生涯を通して蝶に強い関心を持ち研究にいそしんだラウリッツェンへのオマージュを込め、モナークバタフライ(アゲハチョウ) にちなんで名付けられました。

 

ゆったりとした座り心地の良い座面、湾曲するアームレスト、オーガニックなティアドロップ形のバーの曲線…そこには、軽快かつ豊かな芸術的表現があります。

 

小さく真鍮が施された脚部や手作業で磨かれた接合部などのディテールには、ラウリッツェンの一貫したデザインの特徴が表れています。

 

多くのパーツが美しい湾曲を描く本製品は、製造技術に長い歴史と高い経験がある家具メーカー、カール・ハンセン&サンにとっても複雑で時間のかかる作業で、Vilhelm Lauritzen Architects(ヴィルヘルム・ラウリッツェン・アーキテクツ)との協業により製品化が実現しました。

「生産に至る道のりは困難でした」

カール・ハンセン&サンのCEOクヌード・エリック・ハンセンは、次のようにコメントしています。

 

「デザインの名作を集めたカール・ハンセン&サンの豊富なコレクションに、「VLA61モナーク チェア」というヴィルヘルム・ラウリッツェンの傑作がまた一点加わります。昨年、Vilhelm Lauritzen Architectsの設立100周年を記念し、同社とのコラボレーションにより発売したVega チェアとFoyerシリーズは、世界中で大きな反響を呼んでいます。デンマークのデザインを世に広め、ヴィルヘルム・ラウリッツェンの⺠主的なデザイン理念に則ってその家具デザインを世界中の人々に紹介できることを嬉しく、誇りに思っています」

 

アン・モラー・ソレンセン(ヴィルヘルム・ラウリッツェン・アーキテクツ)は次のようにコメントしています。

 

「モナークチェアは非常に美しく、ヴィルヘルム・ラウリッツェンのデザインの特徴が顕著に表れています。二重に湾曲したアームレストと美しいオーガニックなフレームは、明快な表情を持ち、非常に快適で、座った瞬間にあなたを包み込みます。そこで私たちは、カール・ハンセン &サンを指名し、椅子の生産を委託しました。しかし、当初製作された希少な椅子は1つとして見つからず、生産に至る道のりは困難でした。デザイナーによる当初のスケッチ、詳細な手描きの図面、古い写真、オークション出品物の解説などを手掛かりにするしかなかったのです。製作過程では、素材に対する考え方を明確にして椅子に現代的な表情を持たせながら、元のデザインにできるだけ近づけるよう心を砕きました」

 

[製品情報]

VLA61 モナークチェア(Monarchチェア) 

サイズ: 高さ87×シート高45×奥行き61×幅69cm 

参考小売価格 443,300円~ (税込)

素材 フレーム:FSC®認証オーク (FSC C135991) または FSC認証マホガニー (FSC C135991) 

座面と背もたれ:レザーまたはファブリック

脚部:真鍮

発売日 2023年10月2日(月)

 

問合せ先:カール・ハンセン&サン フラッグシップ・ストア東京/大阪 

https://www.carlhansen.com

カール・ハンセン&サン フラッグシップ・ストア東京  03-5413-5421