ケイト・ブランシェットを引き立てる個性豊かなキャストにも注目!『バーナデット ママは行方不明』

『バーナデット ママは行方不明』9月22日公開

リチャード・リンクレイター監督とケイト・ブランシェット主演で贈る話題作『バーナデット ママは行方不明』が、9月22日(金)より新宿ピカデリーほかで全国公開。このたび、新たな場面写真が公開されました。

Wilson Webb / Annapurna Pictures

ケイトを支えるキャストには、演技派俳優からフレッシュな新人まで個性豊かな俳優陣が脇を固める。

 

一流IT企業に勤める夫エルジーには、アカデミー賞作品賞を受賞した『スポットライト 世紀のスクープ』で知られるビリー・クラダップ。妻を愛しているが本当には理解していない仕事中毒の夫が、自分にとって一番大切なものは何かを見つけるまでを細やかに演じています。

 

娘のビーには、本作が映画デビュー作となるエマ・ネルソン。母を信じ励ます健気な娘に扮し、観る者の笑顔を引き出します。ラストの家族3人の南極シーンは涙なしでは観られません。

 

かつて建築界で時代を共にした盟友ポールには、名優ローレンス・フィッシュバーン。20年ぶりの再会で会話に花が咲き笑顔ほころぶバーナデット。この20年間がどのようなものだったかを知ったポールは、バーナデットにまっすぐな言葉を投げ掛けます。ローレンスはリンクレイター監督とは 『30 年後の同窓会』に続き2作目のタッグとなります。

 

バーナデットの“敵”の一人、“仕切り屋”の隣人オードリーには、大ヒットコメディ『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』で共同脚本、製作、主演し、アカデミー賞脚本賞などにノミネートされるなど世界を代表するコメディエンヌかつ製作者である、クリステン・ウィグ。オードリーが自宅に大勢を集めて昼食会を開いたとき、折からの大雨でバーナデット邸の庭の土砂がオードリー宅を直撃してしまいます。

 

オードリーのママ友かつ夫エルジーの会社に新しい助手スーリンには、ゾーイ・チャオ。凄まじい土砂崩れを目撃した一人でもあり、エルジーの側で働くことから家庭内の裏事情も知る人物でもあります。ドラマシリーズ「Strangers」の主役イゾベル役、『フレンチアルプスで起きたこと』のリメイク『ダウンヒル』などで人気を博しました。

 

バーナデットに立て続けに起きるゴタゴタが何もかもが心の病のせいだと主張するエルジーが呼んだカーツ医師に、ジュディ・グリア。カーツ医師とエルジーのあることないこと話す様子にショックと怒りのあまり「もう限界」と感じたバーナデットは、この日を境に忽然と消えてしまうのでした。

夢を諦めて主婦になったあの日から思い続けた場所とは?

シアトルに暮らす主婦のバーナデット。仕事のできる夫と仲良しの娘に恵まれ一見幸せそうに見えるも、バーナデットは極度の人間嫌いでいつもトラブルを起こし、ママ友たちからも煙たがられていました。

 

かつては天才建築家として活躍していたのに夢を諦めたあの日から、日に日に息苦しさが募っていきます。そんな中、ある事件をきっかけに、この退屈な世界に生きることに限界を感じたバーナデットは、忽然と姿を消します。

 

彼女が向かった先、それは南極でした。

 

本作で注目すべき、圧倒的なスケールで観客を非現実へと誘う南極のシーンは、ブランシェットからの「海と氷は本物であるべき」という強い希望で、グリーンランドでのロケ撮影が実現。壮大な自然美が映画を彩ります。

 

また、主題歌に使用されるのは1984年にリリースされ、全米1位を記録し日本でも大ヒットしたシンディ・ローパーの「タイム・アフター・タイム」。早くから女性の社会的地位向上への支援を続けるシンディの優しくも力強い歌声が、明るい未来を予感させます。

 

『バーナデット ママは行方不明』は、9月22日(金)より新宿ピカデリーほかで全国公開。 

 

[作品情報]

『バーナデット ママは行方不明』

原題:Where’d You Go, Bernadette

監督・脚本:リチャード・リンクレイター  

脚本:ホリー・ジェント、ヴィンス・パルモ 

出演:ケイト・ブランシェット、ビリー・クラダップ、エマ・ネルソン、クリステン・ウィグ

2019年/アメリカ/英語/カラー/ビスタ/108 分 /日本語字幕:石田泰子 

提供:バップ、ロングライド 

配給:ロングライド

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