死別の哀しみとどう向き合うか──坂東龍汰&西野七瀬『君の忘れ方』映画化決定

『君の忘れ方』2024年度公開予定

亡き恋人とのラブストーリーを描いた作道雄監督&オリジナル脚本『君の忘れ方』の映画化が決定。主演を坂東龍汰、ヒロインを西野七瀬が務めることがわかりました。

本作は、“死別の悲しみとどう向き合うか”をテーマに、恋人を亡くした構成作家の青年が、悲嘆の状態にある人にさりげなく寄り添う「グリーフケア」と出会い、自らと向き合う姿を描いたラブストーリー。

 

監督・脚本は、国際映画祭で数々の賞を受賞し第79回ヴェネチア国際映画祭VENICE IMMERSIVE部門の正式招待を果たしたVRアニメーション『Thank you for sharing your world』、ほか映画『光を追いかけて』『アライブフーン』の脚本を担当した作道雄。

 

初めて映画単独主演を務めるのは、若手実力派俳優として振り幅の大きい演技で存在感を発揮している坂東龍汰。映画、ドラマ、CM、舞台と八

面六臂の活躍をみせる西野七瀬がヒロインを演じます。

 

坂東は「作道監督の過去の経験も含まれた脚本を読ませていただき共感する部分が随所にありました。その世界観を丁寧に演じるために撮影前から監督と色々な話を重ねて良い準備期間をもって、いよいよクランクインします。自分なりの主人公を表現出来るように全力で悩み、答えを決めすぎず、力みすぎず、楽しみながら挑戦できたらと思います」と撮影への意気込みを語ります。

 

作道監督は、「難しいテーマでしたので、脚本を書くのにとても苦しみました。いつもは悩むと、一人籠りがちになるし、今作も企画立ち上げの頃はそうでした。たくさんの意見や励ましをもらい、3年をかけて脚本を書き上げ、スタッフの力と支えで撮影を開始することができました。その経験はそのまま、人は辛い時に一人になりたがる生き物だが、人の中で生きていく道を消してはならないという、今作のテーマへ結び付きました」と作品に込めた思いを明かしました。

「思い出し方がわかった時、君をちゃんと忘れることができる」

放送作家の森下昴(27)は、付き合って3年が経つ恋人と結婚間近。仕事の傍ら、結婚式の準備に追われていました。式で披露するための思い出の写真をまとめていた昴。しかし夜になっても、彼女は帰って来ません。

 

昴が経験する、不思議な出来事の数々。そして切なくも愛しい、追憶の日々とは――。

 

『君の忘れ方』は、2024年度国内公開、海外映画祭へ出品予定。

 

 

[作品情報]

『君の忘れ方』

出演:坂東龍汰、西野七瀬

監督:作道雄

脚本:作道雄、伊藤元晴

原案:「愛する人を亡くした人へ」 (一条真也・現代書林) 

配給:ラビットハウス

©2024『君の忘れ方』製作委員会

公式サイト:https://kiminowasurekata.com 

公式 SNS(X、Instagram)@kimiwasu_eiga #君の忘れ方