『ジャンポール・ゴルチエのファッション狂騒劇』9月29日公開
ジャンポール・ゴルチエの自伝的ミュージカル「ファッション・フリーク・ショー」の舞台裏を追ったドキュメンタリー映画『ジャンポール・ゴルチエのファッション狂騒劇』が9月29日に公開。このたび、俳優ロッシ・デ・パルマの誕生日を記念し出演シーンが公開に。デザイナーとしてのゴルチエの出発点とも言うべき幼少期の記憶を再現した映像と共にゴルチエ自らがファッション業界への想いを語る必見の映像となっています。
このたび公開された映像は、舞台「ファッション・フリーク・ショー」でも使用された舞台映像の撮影現場をとらえたワンシーン。
撮影では、ゴルチエの幼少期の記憶を再現。少年ゴルチエが授業中に絵を描いていたことを先生に見咎められるシーンの撮影から始まります。
先生役を演じるのがロッシ・デ・パルマ。大袈裟に抑揚をつけた声とコミカルな動きで子供たちを叱る強烈な役柄です。
怒る先生とは対照的に、ゴルチエの絵を見たクラスメイトたちは「上手 だ!上手だ!」と大騒ぎ。ゴルチエは「僕は好かれたかった」と振り返り、学校では仲間外れで嫌われていると傷ついていたが「絵を描いて」と頼まれるようになったことで、「好きになってもらえたと感じた」と語ります。
また、「絵が自信をくれた。絵があったから好きになってもらえた」と、幼少期の体験がファッションデザイナーの原点だったことを明かします。
業界必見!ファッションショーの内幕までも明らかに
奇想天外&ファンタスティックなデザインで有名なクチュリエ(男性デザイナー)ジャンポール・ゴルチエ。ファッションシーンで旋風を巻き起こしてきた彼が今回挑むのは、ミュージカル「ファッション・フリーク・ショー」です。
自身のコレクションと2足の草鞋で創り上げるショーの舞台裏はトラブルの連続。衣装合わせ、初のリハーサル、ダンサーの故障、演出のいざこざなど、アクシデントに見舞われるゴルチエとそのチーム。制作が進むにつれ明かされるゴルチエの真実。愛するテディベアや親愛なるマリーおばあちゃん、唯一無二の恋人フランシス、1976年初のファッションショーの評価......本当のゴルチエが紐解かれていきます。
マドンナ、ロッシ・デ・パルマ、カトリーヌ・ドヌーヴらゴルチエのミューズもカメオ出演するほか、ファッション界の女帝アナ・ウィンターまで登場。1970、80年代を彩ったヒットナンバー、豪華絢爛なオートクチュール、トップデザイナーが見せる仕事へのこだわりが詰まった制作秘話ドキュメント。果たして無事初日を迎えられるのでしょうか!?
『ジャンポール・ゴルチエのファッション狂騒劇』は9月29日公開。
[作品情報]
『ジャンポール・ゴルチエのファッション狂騒劇』
原題:Jean Paul Gaultier: Freak & Chic
監督:ヤン・レノレ
出演:ジャンポール・ゴルチエ、マドンナ、カトリーヌ・ドヌーヴ、ロッシ・デ・パルマ、ナイル・ロジャース、マリオン・コティヤール
2018 / フランス / フランス語・英語・スペイン語 / 96 分 / カラー / 5.1ch / シネスコ
字幕翻訳:宮坂愛
映倫区分:G
© CANAL+ / CAPA 2018
提供:木下グループ
配給:キノフィルムズ
公式サイト: https://gaultier-movie.jp/
公式 SNS:https://twitter.com/gaultier_movie