『こいびとのみつけかた』10月27日公開
『まともじゃないのは君も一緒』の監督・前田弘二と脚本・高田亮が贈る「おかしな二人の物語」第二弾『こいびとのみつけかた』が、10月27日(金)より、新宿シネマカリテほかで全国公開されます。今回は、トワ役を演じた主演の倉悠貴のプロフィールを紹介します。
倉悠貴は、NHK朝の連続小説「おちょやん」で主人公の弟を演じ話題となり、今年続々と出演映画が公開され、今最も注目を集める若手俳優のひとりです。
1999年12月19日大阪府生まれ。2019年にCX『トレース〜科捜研の男〜』で俳優デビューし、2020年公開の池田エライザ初監督作品『夏、至るころ』では映画デビューにして初の主演を果たしています。
その後も『樹海村』(21/清水崇監督作)、『まともじゃないのは君も一緒』(21/前田弘二監督作)、『街の上で』(21/今泉力哉監督作)、『スパゲティコード・ラブ』(21/丸山健志監督作)、『衝動』(21/土井笑生監督作)、『KAPPEI カッペイ』(22/平野隆監督作)、『N号棟』(22/後藤庸介監督作)、『窓辺にて』(22/今泉力哉監督作)、『禁じられた遊び』(23/中田秀夫監督作)など立て続けに映画に出演しています。
今後も出演作が続々公開予定で、本作に続き、11月17日(金)には品川ヒロシが監督を務め自身の中学時代からの友人を描いた実録不良漫画を実写映画化した『OUT』で主演の井口達也役で出演。同じく11月17日(金)に、安アパートのワケあり住人たちと彼らを取り巻く人間模様をつづった岩浪れんじによる漫画を実写映画化した『コーポ・ア・コーポ』ではニッカボッカ姿で働く若い日雇い労働者の石田鉄平役を演じています。12月8日(金)には舞台「川辺市子のために」を杉咲花主演で映画化した『市子』で市子の最初の恋人・田中宗介を演じるなど、各方面から引っ張りだこです。
浮世離れしたピュアなラブストーリー
本作品は、世の中に馴染めない、ちょっぴりエキセントリックな2人が繰り広げる、〈可笑しくピュア〉なラブストーリー。
植木屋で働き、いつも雑誌の切り抜きをポケットに詰め込んで、一人で妄想している変わり者のトワ。彼は、コンビニで働く園子に恋をします。なんとか彼女と話したいと思ったトワは、コンビニの前から木の葉を並べて彼女をおびき寄せようとします。周りは当然、そんな幼稚な方法でくるわけがないとからかうのですが、彼女はその木の葉の道を辿って、トワの元へやってきます。
「あの……そちらお名前は?」
園子もまた、廃工場に暮らして奇妙な生き物の彫刻をたくさん作っている風変わりな女でした。周りに溶け込めない2人は仲を深め、現実から逃れるように2人だけの世界を作っていきます。しかし園子は、いつまでもトワと同じ世界には一緒にいられない、ある秘密がありました…。
『こいびとのみつけかた』は、10月27日(金)、新宿シネマカリテほかで全国公開。
[作品情報]
『こいびとのみつけかた』
監督:前田弘二
脚本:高田亮
音楽:モリコネン
出演:倉悠貴 芋生悠 / 川瀬陽太 奥野瑛太 高田里穂 松井愛莉 並木愛枝 小沢まゆ / 成田凌 宇野祥平
2023年/日本/99分/5.1ch/スタンダード
©JOKER FILMS INC.
http://koimitsu.com
制作プロダクション:ジョーカーフィルムズ、ポトフ
企画・製作・配給:ジョーカーフィルムズ