バレエファン必見!『RED SHOES/レッド・シューズ』主演のジュリエット・ドハーティと、ジョエル・バークのインタビュー動画

『RED SHOES/レッド・シューズ』3月15日公開

喪失を乗り越えバレエに心の開放を願う少女の物語『RED SHOES/レッド・シューズ』が、3月15日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国で公開されます。このたび、主演のジュリエット・ドハーティと、バレエダンサーのジョエル・バークのインタビュー映像が公開されました。

本作でバレエ関係者をも唸らせる圧巻のダンスシーンを創出した主演のサムを演じたジュリエット・ドハーティは、世界最大のバレエ・コンクールで金賞受賞や全米芸術文学協会(NSAL)、北京国際バレエコンクールでの受賞など輝かしい成績を収めています。

 

インタビューでは、「ダンスのリハーサルには10日間ほどしか時間が取れませんでした。その10日間で映画の30分以上の振付を覚えなければなりませんでした。とても大変でした」と振り返り、実績十分の彼女ですら「10日間連続で毎朝スタジオに入り、夜まで練習して、夕食後またスタジオに戻りました。それで 100%準備が整った状態になりました」とダンサーとして強い想いで取り組んだことが窺えます。

 

役作りに関しては「通常はバレエのクラスに参加したりしますが、ヨガをしたりランニングや瞑想、基礎トレーニングをすることで長い撮影のために心と体のバランスを整えることに注力してエモーショナルな物語に入り込むことができました」と明かしています。

 

オーストラリア・バレエ・カンパニーのプリンシパルであったダニエル・ガウディエッロを振付師として招き、一流ダンサーのジュリエット・ドハーティーがタッグを組んだ、一切の妥協ナシのダンスシーンには注目です。

 

 

本作で映画デビューを果たした注目のイケメン俳優ジョエル・バークは、サムが密かに恋心を抱いていたダンスパートナーのベンを演じています。3歳からダンスを始め、スイスのローザンヌ国際バレエコンクールでセミファイナリストになるなど、彼もまたダンサーとしての実力は折り紙付き。

 

インタビューで演じたベンについて「男らしい役柄でした。“受け止めてやるよ”って感じ」と説明。さらに「チュチュやトゥーシューズのイメージが強いけど、それだけじゃないんだと体現しています。この映画を観る少年たちが例えば『ベスト・キッド』を観ているような感覚を持つ、そんなことを強く意識しています。ダンスにも多様なジャンルがあると示すことは大切なことでバレエダンサーをスーパーヒーローやアイアンマンと同じような感覚で捉えてもらうこと。それがプロフェッショナルな男性バレエダンサーのあるべき姿だと思います」と熱く語り、「それを体現しているところがベンの一番カッコイイところだと思いま

す。ダンスってクールだと少年たちや大人の男性に示しています」とベンの魅力に言及しています。

草刈民代「今の時代に生まれたバレエの青春映画」

女優で元バレリーナの草刈民代は、本作について次のようにコメントしています。

 

「大仰に、踊りに打ち込む姿を描いていないところに強く惹かれた。美しいダンスシーンの見せ方、選曲や振付などから、今の時代のバレエの雰囲気がよく伝わってくる。バレエは競争の激しい世界ではあるが、競争に勝つことではなく、人としての成長に焦点を当てているところが素晴らしい。まさに、今の時代に生まれたバレエの青春映画だ」

才能豊かなバレエダンサーが再起するまで

バレエの有名校に通う才能豊かな若きバレエダンサー、サムは自身がプリマの演目「赤い靴」の公演間際に、常に憧れの存在であった同じくバレエダンサーの姉の訃報を耳にし、ショックのあまり踊れなくなってし

まいます。

 

精神的に大きな傷を負ったサムは、自堕落な暮らしに。万引きをして社会奉仕活動を課されたサムは、かつて通っていたバレエ学校で清掃員として奉仕活動をすることになります。

 

はじめは身近にバレエの存在があることにうんざりしていたサムでしたが、当時のライバル、密かに恋心を抱いていたダンスパートナー、そして

今も変わらず少年少女を厳しく鍛え上げている師との再会を通じ、再びバレエへの深い情熱が湧き上がってきます。

 

もっとも、ステージに立つには過去のトラウマが大きな壁に。そんな時、今年も「赤い靴」の公演が決まり、サムの心は激しく揺れ動いて・・・。

 

『RED SHOES/レッド・シューズ』は3月15日公開。

 

[作品情報]

『RED SHOES/レッド・シューズ』

原題:The Red Shoes: Next Step

出演:ジュリエット・ドハーティ、ローレン・エスポジート、ジョエル・バーク、キャロリン・ボック、プリムローズ・カーン、ニコラス・ア

ンドリアナコス、ミエッタ・ホワイト、アシュリー・ロス

監督:ジェシー・エイハーン、ジョアンヌ・サミュエル / プロデューサー:ターニャ・エスポジート、ジェシー・エイハーン

脚本:ザカリー・レイナー、ジョン・バナス、ピーター・マクロード / 撮影監督:ケント・マルクス

音楽:ドミニク・カブーシ、ブロンテ・マリー・オニール

振付:ダニエル・ガウディエッロ

2023/オーストラリア/英語/シネマスコープ/5.1ch/111 分

字幕翻訳:大西公子

後援:オーストラリア大使館

配給:彩プロ 

公式サイト:redshoes.ayapro.ne.jp

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