『聞いて聞いて!音と耳のはなし』読書感想文課題図書、児童福祉文化財推薦作品に選定

『聞いて聞いて!音と耳のはなし』読書感想文課題図書に選定

髙津修・遠藤義人共著、長崎訓子絵『聞いて聞いて!音と耳のはなし』(福音館書店)が、第70回青少年読書感想文全国コンクールの課題図書(小学校中学年3・4年)に選出されました。

青少年読書感想文全国コンクール課題図書とは?

青少年読書感想文全国コンクールの趣旨は、子どもや若者が読書習慣を身につけること、読書感想を通じて人間性や考える力を育むこと、それを正しい日本語で表現できるようにしようとするもの。応募しようとする小中高生は、主催者の指定した図書(課題図書)または自由読書を読み、在籍校を通じて感想文を提出します。

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主催:公益社団法人 全国学校図書館協議会・毎日新聞社

後援:文部科学省・こども家庭庁

協賛:サントリーホールディングス株式会社

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社会保障審議会推薦児童福祉文化財推薦も

また、本作品は、令和5年度社会保障審議会推薦児童福祉文化財にも推薦されました。

 

「社会保障審議会推薦児童福祉文化財」とは、毎年、厚生労働省の管轄で活動する社会保障審議会が、絵本や児童図書等の出版物、演劇やミュージカルの舞台芸術、映画等の映像・メディア等の作品を対象として、40点ほどの作品を推薦するもの。

 

子どもが家族とともに小さな頃から優れた絵本や劇、映画などに触れ親しむことで健やかな発達が促され、他方、子育てをする保護者にも心のゆとりや豊かさが生まれ、良好な親子関係につながるという厚生労働省の考えに基づいています。

 

これは、児童福祉法で定められており、国が毎年5月5日からの一週間実施される「児童福祉週間」の取組の中で、「児童福祉文化財」の厚生労働大臣表彰も行われており、選定作品は、全国の学校図書館に配布されるポスターにて書影入りで紹介されます。

『聞いて聞いて!音と耳のはなし』

本作は、人間が音を知覚するふしぎな仕組みについて考えてもらう絵本。

 

音の出る・伝わるしくみや耳の構造のみならず、みみが二つあることによる効果(ステレオ効果)から、脳による再解釈によるオーディオ的見地からのサウンドスケープ効果までを、平易な言葉でわかりやすく語りかけます。

 

子どもだけでなく、大人も知らなかった内容を豊富に盛り込んでいます。

 

色や装丁にもこれまでになくこだわった一冊、ぜひ店頭で。

 

[作品情報]

「聞いて 聞いて!音と耳のはなし」

読んであげるなら:5・6才から

自分で読むなら:小学低学年から

髙津 修 文 / 遠藤 義人 文 / 長崎 訓子 絵

カテゴリ : かがく絵本・図鑑

定価 : 1,760円(税込)

ページ数 : 44ページ

サイズ : 22×25cm

ISBN : 978-4-8340-8708-6

シリーズ : 福音館の科学