森山未來、「ジャパン・カッツ」でCut Above(カット・アバブ)賞

「ジャパン・カッツ」塚本晋也と森山未來が登壇決定

7月10~21日開催「第17回 Japan Cuts~ジャパン・カッツ~」のセンターピース・フィルムに塚本晋也監督『ほかげ』が選出、第12回 Cut Above(カット・アバブ)賞を森山未來が受賞することが決定。あわせて、映画祭にて塚本監督と森山の登壇、Q&Aセッションの実施も発表されました。

©2023 SHINYA TSUKAMOTO/KAIJYU THEATER
©2023 SHINYA TSUKAMOTO/KAIJYU THEATER

「第17回 Japan Cuts~ジャパン・カッツ~」は、7月10日(水)~21日(日)にアメリカ・ニューヨークにて開催される北米最大の日本映画祭。メジャー、インディペンデントの垣根を超えた話題作や過去の名作、短編、アニメーションまで、多様なジャンルから日本映画の「今」を映す作品が上映され、米国在住の日本映画愛好家や大手メディアからの注目も高いことで知られています。

 

『ほかげ』が選出されたセンターピースは、映画祭にとって最重要作品の一つ。監督の塚本晋也は、次のようにコメントしています。

 

「今回は、『ほかげ』を Centerpiece に選出していただき、上映をしてくださいます。『ほかげ』にとりましても大きな飛躍であり、一つのけじめにも感じております」

 

森山が受賞した「Cut Above賞」は、日米相互理解をはかるために立ち上げられた日本文化を紹介する機関「ジャパン・ソサエティー」より、日本映画界に貢献している俳優や監督の功績を称え、贈られるもの。森山は次のようにコメントしています。

 

「いつかの日本の戦後の姿を描いた『ほかげ』が、全ての私たちが立っている世界を改めて見つめ直すきっかけになればと願っている。Japan Cuts関係者の皆様、そして塚本晋也監督に心からの感謝を」

 

これについては塚本監督も「第13回 Japan Cuts~ジャパン・カッツ~」にて同賞を受賞しており、「前回カット・アバブ賞を頂戴したのが、60歳を迎える前年。節目の年に、それまでの仕事を認めていただいた気がして、とても嬉しく思いました」と振り返り「ますます盛んに活動をされている森山さんの受賞は本当に嬉しいです。アメリカの皆さんに、『ほかげ』での森山さんの素晴らしい演技をじっくりご覧いただきたいと思います」と喜びの声を寄せました。

 

『ほかげ』の上映は、現地時間7月17日(水)午後6時30分。

 

[ブルーレイ発売情報]

発売日:2024 年8月 2 日(金)

Blu-ray(特別版):6,050 円(税込)

DVD:4,400 円(税込)

発売元:日活株式会社

販売元:株式会社ハピネット・メディアマーケティング

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