ストリートダンサーだったムンバイの青年がイスラエル人バレエ・マスターと出会い前進するドキュメンタリー『コール・ミー・ダンサー』が11月29日公開。このたび、本編特別映像が公開されました。

映像は、マニーシュにとって、２5歳というダンサーとして全盛を迎える年齢に起こった壁に向き合う姿を捉えています。

“ダンサーと呼ばれたい“その真摯な想いを胸に、過酷なレッスンを重ねてきたマニーシュ。でも、その真⾯⽬に続けてきたレッスンが故に、⾃⾝の肩に90%もの裂傷があることが判明します。

「踊れる時間は限られている」「ダンサーを⽬指してきたが、今は感情がない。空洞みたいだ」

映し出されるのは、それまでの希望に溢れた映像の中のマニーシュの姿からは⼀転、絶望の淵を彷徨う姿。

この現実をどう受け止めるでしょうか︖敬愛する師匠の尽⼒にどうやって答えていくのでしょう？

ムンバイで大学に通うマニーシュは、ストリート・ダンスに興味を持ち独学で練習を始めます。

ある日、出場したダンスの大会で注目を浴びた彼は、出場していた他の選手にダンス・スクールに通うことを勧められます。

決して豊かな家庭環境ではないながらもマニーシュに一生懸命教育を施してきた両親からは反対される中、ダンス・スクールの門を叩き、そこでバレエを教えるイスラエル人イェフダと出会ってバレエの虜になってしまいます。

優れた運動能力とたゆまぬ向上心を持つマニーシュに必死で応えるイェフダ。しかし、バレエダンサーとして活躍するには、マニーシュは年を重ねすぎていました...。

『コール・ミー・ダンサー』は11月29日(金)新宿シネマカリテほかで全国公開。

［作品情報］

『コール・ミー・ダンサー』

原題:Call Me Dancer

2023 年/米/84 分/5.1ch/シネマスコープ/カラー/デジタル

字幕翻訳:藤井美佳 

配給:東映ビデオ 

(C)2023 Shampaine Pictures, LLC. All rights reserved.

公式 HP:callmedancer-movie.com 

SNS:@CallMeDancer_JP