リーゼ・ダーヴィドセン「百万人に一人の歌声」メトロポリタン・オペラMETライブビューイング『フィデリオ』本編歌唱映像

メトロポリタン・オペラ2024−25シーズン

メトロポリタン・オペラ(MET)最新ステージのライブビューイングは2024-25シーズンが始まっていますが、第5作目『フィデリオ』が4月25日より1週間、東劇のみ5月8日まで2週間限定公開。このたび、本編歌唱映像が公開されました。

公開されたのは、「百万人に一人の歌声」と絶賛されるリーゼ・ダーヴィドセン(ソプラノ)演じるレオノーレが、夫を救おうと愛と勇気に溢れた想いを歌った歌唱映像、1幕のメイン4人がそれぞれの心情を歌った四重唱など計4つの本編歌唱映像です。

 

また、ミュージカル『ベートーヴェン』に出演されていた俳優の井上芳雄、小野田龍之介から応援コメントが寄せられました。

 

井上は「絶望を受け入れながらも運命に抗い続けたベートーヴェン、彼そのもののような作品です」と本作の魅力を語り、小野田も「ベートーヴェン唯一のオペラ作品…なんて力強くも美しい音楽に包まれた美しい作品なんでしょう。」と絶賛。さらに、音楽イラストレーター&漫画家のやまみちゆかからは「ヒーローもヒロインも担当するスーパー主人公にキュンとしちゃう…」といったコメントが送られました。

ロッコの娘でフィデリオに想いを寄せるマルチェリーネの関係は

舞台は18 世紀末(本演出では 20 世紀半ば)、スペインのセヴィリャ近郊にある国事犯の監獄。

 

牢番ロッコの娘マルツェリーネは、父の助手フィデリオに恋しています。だが「フィデリオ」の正体は、獄中にある夫のフロレスタンを助け出すため男装している彼の妻レオノーレでした。フロレスタンは監獄の所長ドン・ピツァロの悪事を暴こうとして、逆に投獄されてしまったのです。

 

司法大臣ドン・フェルナンドの視察があると知ったピツァロは、フロレスタンを殺そうと監獄へ。しかしその前に立ち塞がったのは、「フィデリオ」ことレオノーレでした……。

 

[上映概要]

第5作:ベートーヴェン《フィデリオ》

上映期間:4月 25日(金)~5月1日(木) ※東劇のみ 5/8(木)まで 2 週上映

上映館:東劇・新宿ピカデリーほか全国 21 館

【指揮】スザンナ・マルッキ 

【演出】ユルゲン・フリム

【出演】リーゼ・ダーヴィドセン、イン・ファン、デイヴィッド・バット・フィリップ、ルネ・パーペ、トマシュ・コニエチュニ、ルネ・パーペ、スティーヴン・ミリング ほか

【MET 上演日】2025 年 3 月 15 日 【上映予定時間】2 時間 56 分(休憩 1 回) 

https://www.shochiku.co.jp/met/program/6004/