『秋が来るとき』5月30日公開
2024 年サン・セバスティアン映画祭にて脚本・助演俳優賞を受賞、横浜フランス映画祭2025で上映のフランソワ・オゾン監督最新作『秋が来るとき』として、5月30日(金)より新宿ピカデリー、TOHO シネマズ シャンテほか全国公開。このたび本編映像が公開されました。
公開された本編映像は、娘の死が一応の解決を見たかのように思われたある日、ミシェルのもとを警部が訪ねてくるシーンから始まります。
深呼吸のあと、「娘が小さい頃は仲がよかった」と思い出を静かに語り出すミシェル。「父親はいた?」という問いかけにも笑顔を崩さず淡々と答えるミシェルと違って、どこか緊張感のある面持ちの警部は、「娘さんの死因に疑問が湧いて」と本題に入ります。
動揺するミシェルに「事故や自殺ではないかもしれません……殺人の可能性も」と、真っ直ぐな視線で告げる警部の言葉に、ミシェルの目は泳ぎ、やがてその平静は揺らいでいきます…。
娘の死の真相とは?かつては仲の良かった母娘の関係は、なぜ壊れてしまったのか?そして、ミシェルが守ると決めた“秘密”とは⁇
最後の人生に必要なのは、愛と抱擁、ちょっとした秘密
ミシェルは自然豊かで静かな田舎での一人暮らし。休暇で訪れる孫と会うことを楽しみに、家庭菜園で採れたにんじんをスープにし、デザートは自作のケーキ、そして秋の気配が色づく森の中を親友とおしゃべりしながら散歩して過ごしています。
秋の休暇を利用して訪れた娘と孫に彼女が振る舞ったキノコ料理が引き金となり、過去が浮き彫りに。穏やかでささやかな生活を守り抜くため、最後の人生を自分らく生き抜くために受け入れた、ある秘密とは?
美しいブルゴーニュの景観の中、80歳のミシェルが後ろめたい過去を抱えつつも人生の終盤を生き抜く強さ、そして親友をお互いに信じ合う絆と愛情を繊細に、時にドラマティックに描き出します。
『秋が来るとき』として、5月30日(金)より新宿ピカデリー、TOHO シネマズ シャンテほか全国公開
[作品情報]
『秋が来るとき』
原題:Quand vient l'automne
英題:WHEN FALL IS COMING
監督・脚本:フランソワ・オゾン 『すべてうまくいきますように』『わたしがやりました』 共同脚本:フィリップ・ピアッツォ
出演:エレーヌ・ヴァンサン『グレース・オブ・ゴッド 告発の時』、ジョジアン・バラスコ『グレース・オブ・ゴッド 告発の時』、リュディヴィーヌ・サニエ『スイミング・プール』、ピエール・ロタン『12日の殺人』
2024年|フランス|フランス語|103分|ビスタ|カラー|5.1ch | 日本語字幕:丸山垂穂|
配給:ロングライド、マーチ
© 2024 – FOZ – FRANCE 2 CINEMA – PLAYTIME
https://longride.jp/lineup/akikuru
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