天才高校生が世界を欺く!壮大なカンニング計画の顛末『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』インタビュー映像

BAD GENIUS/バッド・ジーニアス』7月11日公開

本国で興行収入1位、16の国と地域でサプライズヒットした『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』を『コーダ あいのうた』としてハリウッドリメイクしたスタッフらが手掛けた『BAD GENIUS(原題)』が、邦題を『BAD GENIUS/バッド・ジーニアス』として、7 月 11 日(金)新宿バルト9他にて全国ロードショー決定。このたび、主演を務めるカリーナ・リャンのインタビュー映像と新場面写真が公開されました。

2017 年、バズ・プーンピリヤ監督長編 2 作目として本国タイで公開され、国内興行収入 1 位、16 の国と地域でサプライズヒット(うち中国・香港・ベトナム・マレーシア・ブルネイ・マカオ・フィリピンではタイ映画史上歴代興収 1 位)を記録した『バッド・ジーニアス 危険な天才たち』。日本公開時も満席続出の大ヒット、高い注目を集めました。

 

リメイク版でメガホンをとるのは、本作が初監督となり、脚本も担当した J・C・リー。これまでに映画、演劇、テレビシリーズの脚本を数多く担当し、2019 年にサンダンス映画祭でプレミア上映された『ルース・エドガー』では高い評価を集めました。

 

共同脚本を担当したのは、『ル―ス・エドガー』でもリーとタッグを組んだ経験のあるジュリアス・オナー。MCU の話題作『キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド』(15)では、脚本のみならず監督も務め、ハリウッドが注目する最旬クリエイターの一人です。

 

製作には『コーダ あいのうた』プロデューサーのパトリック・ワックスバーガーが名を連ねるなど、新たな『バッド・ジーニアス』を生み出す盤石の布陣が実現しました。

 

天才的頭脳で自らの道を切り開く主人公・リンを演じるのは、新生、カリーナ・リャン。オーストラリアやシンガポールで暮らし、現在はトロントとロンドンを拠点に活動。シンガポールのラ サール芸術大学で演技を学び、IGCSE Drama 2016 にて“Top of the World”に選出されました。

 

数々の舞台や 短編映画で経験と実績を積み、近年ではスティーヴン・ソダーバーグ監督作『プレゼンス 存在』(25)でルーシー・ リューと共演し、サンダンス映画祭で注目の新星として脚光を浴びました。その他の出演作に、ドラマシリーズ「TELL MEEVERYTHING」シーズン 1(22)、「ファウンデーション」シーズン 2(23)などがあり、今後の更なる活躍が期待されています。

 

カリーナは、本作の脚本をはじめて読んだときの印象を「私はすぐにこの物語の世界に引き込まれました。次に何が起こるのか、ドキドキしながら読んだことを覚えています」と振り返り、「キャラクターもストーリーもすべて気に入ったんです」とすぐに魅了されたと明かします。

 

また、“プレッシャー”という映画のテーマについて、「私も子供の頃、かなり早い時期からプレッシャーを感じていました。父にはテストで 97 点以上取ることを期待していたし、祖父母からも“学校で良い成績を収めなさい”といつも言われていた」と語り、「私は、リンに自分の一部を見たような気がしました」と自身のルーツや境遇が役柄と重なる部分があり、共感しながら演じたといいます。

 

「彼女は、決心次第で何でもできる人なの。何かをやると決めたら、やり遂げるという部分も共感できました。共通していたのは、芸術の道に行きたくてジュリアード音楽院に憧れていたという点です」

 

また、「世間はフェアじゃない。人生もフェアじゃない。負けるように設定されていると思える時でも、必ず逃げ道があります。恵まれない環境に生まれてもチャンスは必ず来るということです」と作品に込められたメッセージと自身の思いを重ね合わせました。

 

父親役を演じたベネディクト・ウォンとの共演を知ったカリーナは大泣きするほど喜んだといいます。「俳優として活動する同じアジア人として、ずっと彼のことを尊敬していました。憧れの人だったので、とにかく感謝いっぱいで嬉しかったです」と大興奮。「実際に彼と共演できたことはいまだに信じられないです。最高の体験でした」と共演を振り返りました。

才能を生かした“危険なビジネス”の顛末

貧しい家庭で暮らすリンは、全科目で学年トップの成績を収める天才的な頭脳の持ち主で、名門高校に特待生として迎え入れられます。

 

ある日の試験中、親友を救うために奇想天外な方法で解答を教え、好成績を取らせてしまいます。そんなリンの才能に目を付けたのが親友の恋人。富豪弁護士を父に持つ彼は、学校の劣等生たちを救済する“危険なビジネス”を持ちかけてきます。

 

しかしそれは、世界を跨ぐ前代未聞のカンニング計画の始まりでした…。

 

『BAD GENIUS/バッド・ジーニアス』は7 月 11 日(金)新宿バルト9他にて全国ロードショー。

 

[作品情報]

『BAD GENIUS/バッド・ジーニアス』

原題:『BAD GENIUS』

監督:J・C・リー 

脚本:J・C・リー ジュリアス・オナー 

出演:カリーナ・リャン ジャバリ・バンクス AND ベネディクト・ウォン 

配給:ギャガ

©Stewart Street LLC

シネマスコープ/5.1ch デジタル/上映時間:97 分/字幕翻訳:中沢志乃  PG-12 

公式 HP:gaga.ne.jp/badgenius/

公式 X:@badgenius_jp