『レッド・ツェッペリン:ビカミング』9月26日公開
メンバーが初めて公認した奇跡のドキュメンタリー『レッド・ツェッペリン:ビカミング』が9月26日よりTOHO シネマズ 日比谷ほか全国公開。このたび、場面写真が公開されました。
これまでこのバンドの公認ドキュメンタリーといえば、1973 年のアメリカ・ツアーを中心に構成された『レッド・ツェッペリン 熱狂のライブ』(1976)だけ。ライブ映像集としては 1970 年代のコンサート映像を収録した『レッド・ツェッペリンDVD』(2003)があるも、企画から撮影、完成までメンバーが歩調を合わせ、「公式」のお墨付きを出したのは今回が初。
そもそも、インタビューやテレビ番組での演奏も拒んでいたバンドにおいて、映像素材そのものが貴重であったが、ましてひとつの記録映画のために新たな証言を行うなど、過去半世紀において考えられなかった奇跡の事態といえるでしょう。
2021 年、未完成状態のプリントが第 78 回ヴェネチア映画祭で上映されたとき、ペイジは「素晴らしい。ストーリーのエネルギーと音楽のパワーは驚異的だ」と語り、終映後、10 分間に及ぶスタンディングオヴェーションを感動の中で見届けたといいます。
当時のライブをリアルに体感!
60年代末、イギリスで産声を上げたロックバンド「レッド・ツェッペリン」。ジミー・ペイジ(ギター)、ジョン・ポール・ジョーンズ(ベース/キーボード)、ジョン・ボーナム(ドラムス)、ロバート・プラント(ヴォーカル)のおよそ 12 年間の活動の中で、彼らが起こした現象はまさに事件であり、予言であり、そして未来でした。
デビューアルバムでいきなり世界を熱狂の渦に巻き込んだバンドの出発点にはいったい何があったのか。未公開のジョン・ボーナムの生前音声のほか、メンバーの家族写真や映像、初期のライブシーンなど貴重なアーカイヴ映像とともに、その知られざる歴史を語る証言者はオリジナルメンバーのみ。さらに、部分的ではなく1曲まるごと演奏シーンを映し出すことで、私たちはまるでその場に居合わせたかのようにメンバーの声を聞き、当時のライブをリアルタイムで目撃した感覚に陥ります。
4 人のメンバーとともに当時を再体感する、まさにユニークにして最高の没入型「映画オデッセイ」。
『レッド・ツェッペリン:ビカミング』は、2025 年秋 TOHO シネマズ 日比谷ほか全国公開。
[作品情報]
『レッド・ツェッペリン:ビカミング』
原題:BECOMING LED ZEPPELIN
監督・脚本:バーナード・マクマホン(「アメリカン・エピック」)
共同脚本:アリソン・マクガーティ
撮影:バーン・モーエン
編集:ダン・ギトリン
ジミー・ペイジ ジョン・ポール・ジョーンズ ジョン・ボーナム ロバート・プラント
2025 年/イギリス・アメリカ/英語/ビスタ/5.1ch/122 分
日本語字幕:川田菜保子/字幕監修:山崎洋一郎
配給:ポニーキャニオン
提供:東北新社/ポニーキャニオン ZEP-movie.com
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