オーディオテクニカ、新社屋「テクニカハウス福岡」をオープン

レコード針(カートリッジ)やレコードプレーヤー(ターンテーブル)、マイクなどで勢いを増すオーディオテクニカは、2001年の「テクニカハウス(東京)」、2024年の「テクニカハウス大阪」に続いて、「テクニカハウス福岡」を7月22日にオープンしました。

テクニカハウスは、日本国内をカバーする営業所。各テクニカハウスが管轄する営業網が東日本から西日本にかけてつながることで、事業基盤の再構築、地域特性に応じたさらなる営業力の強化が期待されます。

 

新社屋は、福岡市の歴史的な寺町エリアである「御供所町」に位置しており、最上階7階フロアを業務拠点としています。

 

建物の設計には、日本建築の美意識を随所に取り入れており、禅寺や数寄屋建築に見られる「円窓」、伝統的な左官技術による「漆喰」、板塀に用いられる「鎧張り」、代表的な屋根様式である「切妻屋根」、そして日本建築を象徴する「木材」など、歴史的な素材と技法が活かされています。

 

これらの意匠は、オーディオテクニカが大切にしている「アナログ」=人間の感性や自然との調和を重視する姿勢を体現するものであり、日本企業としての文化的背景と価値観が、空間の選定と活用の中に反映されています。

 

 

[施設概要]

福岡県福岡市博多区御供所町2-60 テクニカハウス福岡7階

アクセス: 祇園駅徒歩2分、櫛田神社前駅徒歩7分、呉服町駅徒歩9分、博多駅徒歩10分