少女時代ユリが記憶喪失!?『侵蝕』場面写真

『侵蝕』9月5日公開

触れるものすべてを地獄の深淵に引き摺り込む、韓国発・精神メ ン タ ル崩壊スリラー『침범』が、邦題『侵蝕』として、9月5日(金)より新宿ピカデリーほか全国公開することが決定。このたび、4人のキャラクター紹介とともに、場面写真が公開されました。

クァク・ソニョンが演じるのは、水泳インストラクターをしながら異常な言動を見せ始めた 7 歳の娘・ソヒョンの育児に苦しみつつ、その行動を必死に止めようとする母親・ヨンウン。本作が映画デビューですが、どうしようもできないと薄々気づきつつ、どうにか娘を更生させようとする難しい役どころを演じきっています。

 

天才子役キ・ソユが演じるのは、一見すると無垢な子どもに見えながらも、突如として周囲を凍りつかせるようなどこか異質で不可解な行動を繰り返す 7 歳の少女・ソヒョン。息を呑むような冷たさを放つその演技力に子役としてではなく、一人の俳優がその場にいる存在感を放ちます。

 

クォン・ユリ(少女時代)が演じるのは、過去のトラウマにより、他人を信用できず、親しい関係を築くことにも強い抵抗感を抱いている女性・ミン。いつもの健康的で明るいクォン・ユリの姿からは想像もできない陰のある役を消化しています。

 

ミンの生活に突如現れ、親しみやすく明るい笑顔の裏に、どこか掴みきれない危うさを秘めているヘヨンを演じるのは、着実にキャリアを重ねてきた実力派女優イ・ソル。本作では物語に緊張感をもたらす重要な役どころを見事に演じ切っています。

 

4 人とも、これまでの親しみあるイメージを捨て去り、自らの選択で揺れるキャラクターを、鋭く、そして繊細に演じきり、狂気の心理スリラーとなっています。

 

公開された場面写真では、子供らしからぬ顔をのぞかせるソヒョン(キ・ソユ)と、危険行為を繰り返す娘ソヒョンの横で暗い表情の母親ヨンウン(クァク・ソニョン)、またプールで娘の世話をするヨンウンの様子から、娘へのどうしようもない恐怖と母性の間で揺れ動きながらも母としての責任を果たそうとする姿も垣間見えます。

 

さらに記憶をなくしたミンを演じる今までの明るいイメージとは打って変わった様子のクォン・ユリ、包丁を片手に笑顔を見せるヘヨン(イ・ソル)と不穏さが漂うカットとなっています。

“侵す者”と“侵される者”──その絡み合う関係の深層を暴き出す

ヨンウンは水泳インストラクターとして静かな生活を送っていましたが、その日常は 7 歳の娘ソヒョンの奇妙な行動によって次第に崩れ始めます。彼女の小さな手が巻き起こす恐怖は日に日に増してゆき、母娘の関係は闇に包まれて…。

 

『侵蝕』は9月5日(金)より、新宿ピカデリーほか全国公開。

 

[作品情報]

『侵蝕』

原題:침범/英題:SOMEBODY/

脚本/監督:キム・ヨジョン、イ・ジョンチャン 

出演:クォン・ユリ(少女時代) 「仮釈放審査官 イ・ハンシン」、クァク・ソニョン「ムービング」、イ・ソル「D.P. -脱走兵追跡官-」、キ・ソユ「私たちのブルース」

2025 年/韓国/韓国語/112 分/カラー/2.39:1/5.1ch/字幕翻訳: 平川こずえ/G 配給:シンカ

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