『ブライアン・エプスタイン 世界最高のバンドを育てた男』9月26日公開
ビートルズ敏腕マネージャーの実話『MIDAS MAN』が、邦題『ブライアン・エプスタイン 世界最高のバンドを育てた男』として、9月26 日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国公開決定。このたび、場面写真が公開されました。
ビートルズを支えた敏腕マネージャー、ブライアン・エプスタイン。5人目のビートルズと言われた関係性とプロセスにはどんなドラマが隠されていたのでしょうか…過酷なマネージャー業務をこなす一方、業務過多から薬物中毒に陥った心優しいビジネスマンは、自身がゲイであるという事実と周囲の偏見から次第に精神のバランスを失っていきます。
命の炎までも細らせるほどの魂の憂いは、その時代、他者に気軽に相談できることではありませんでした。
世界的な人気バンドのマネージャーが人知れず続けていた孤独な闘いと願い、それを明らかにしたこの物語は、単なる成功物語や 60 年代レトロへのノスタルジーを超えて、リアルで深い「心の真実」がありました。
わずか3 年に終わった誠実なる男の人生に、ビートルズ・ファンならずとも思わず涙するパーソナルな感動作になっています。
主人公エプスタインを演じるのは『スター・ウォーズ スカイウォーカーの夜明け』(19)などで知られる新進気鋭のジェイコブ・フォーチュン=ロイド。その容姿が生前のエプスタインの面影と重なったことも話題となっています。
彼を支える父母役に『おみおくりの作法』(13)のエディ・マーサン、『奇跡の海』(96)のエミリー・ワトソンと、世界的に実力を認められている名優が脇を固めます。
またビートルズのメンバーに人気バンド「ニュー・ホープ・クラブ」のヴォーカル、ブレイク・リチャードソン(ポール・マッカートニー役)や、ディズニーの配信作品『パンプキン』(24)のジョナ・リース(ジョン・レノン役)、さらにエプスタインがクラブの受付から歌手に引き上げるシラ・ブラック役を『ジュディ 虹の彼方に』(19)のダーシー・ショウが演じるなど、フレッシュな若手俳優の顔ぶれも見逃せません。
ビートルズ命名 65 周年、解散から 55 年。数々の「ビートルズ秘話」も満載です。
ビートルズ活躍の裏にあった人知れぬ葛藤
ブライアン・エプスタインは、祖父が始めた家具店で日々忙しい毎日を送っていました。店舗に増設したレコード部門も2年後には看板部門に成長。
ある日、リヴァプールのクラブ「キャヴァーン」で、まだ駆け出しの4人組ローカルバンド「ビートルズ」と出会います。4人が奏でる音楽に図らずとも心を奪われ、バンドのメンバーたちにマネージメント契約を打診。ステージマナーを教え、衣裳も髪型もととのえます。
当初は有名レコード会社にそっぽを向かれたバンドでしたが、ついにEMI傘下のパーロフォンから辛くもデビューを遂げ、瞬く間に世界中でその名を知らぬ者がいないほどの存在になっていきます。
メンバーの活躍にエプスタインも喜びをあふれさせるが、彼の中にはマネージャーとしての表の顔からはうかがい知れぬ、一個の人間として満たされない思いがありました…。
『ブライアン・エプスタイン 世界最高のバンドを育てた男』は、9月26 日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国公開。
[作品情報]
『ブライアン・エプスタイン 世界最高のバンドを育てた男』
原題:MIDAS MAN
監督:ジョー・スティーヴンソン
出演:ジェイコブ・フォーチュン=ロイド、エミリー・ワトソン、エディ・マーサン
2024 年/イギリス/英語/112 分/スコープ/カラー/5.1ch/日本語字幕:斉藤敦子 字幕監修:藤本国彦
配給:ロングライド
©︎STUDIO POW(EPSTEIN).LTD
https://longride.jp/lineup/brian
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