サイコパスな少女の得体の知れない怖さ『侵蝕』本編映像

『侵蝕』9月5日公開

触れるものすべてを地獄の深淵に引き摺り込む、韓国発・精神メンタル崩壊スリラー『侵蝕』が、9月5日(金)より新宿ピカデリーほか全国公開。このたび、本編映像が公開されました。

公開された本編映像では、小さな手に似合わない大きな包丁で画用紙をボロボロに引き裂いていく衝撃的なソヒョン(キ・ソユ)の姿から始まります。

 

このシーンの直前、自分のことが一番大切と言ったにもかかわらず、駆け出して行ったソヒョンを追いかけなかった母親を深く恨み、「地獄に行け!」と子供とは思えない形相で吐き捨てます。

 

そんなソヒョンに動揺しつつも止めようとするヨンウン(クァク・ソニョン)でしたが、刃物が手にあたり、可愛らしい子供部屋の床には血が滴

って…。

 

壊れた親子関係は修復できるのか、異常な行動をとり続けるソヒョンの目的とは…ソヒョンを演じるキ・ソユの迫力に言葉を失う映像となっており、キ・ソユの圧倒的な演技力が物語の救いようのなさに拍車をかけています。

 

キ・ソユは「良くも、悪くも、だって母親」「私たちのブルース」「私の完璧な秘書」などで、年齢を超えた表現力と愛らしさを見せてきた今業界で引っ張りだこな 8 歳の人気子役。兄のキ・ウニュも数々のドラマで活躍する子役と言う天才兄妹です。

 

本作では子どもらしい無垢さと、どこか冷ややかで不穏な空気を併せ持つソヒョンという極めて難易度の高い役柄を、その年齢とは思えぬ集中力と柔軟さで体現。観客の胸をざわつかせる“得体の知れない怖さ”を、確かな演技力でスクリーンに刻みつけています。

 

無垢と狂気の境界を自在に行き来しながら、ソヒョンの“人ならざる存在感”を圧倒的な説得力で描き出す演技は、観る者の心に深い恐怖を刻み込み、作品全体に張りつめた心理的緊張をもたらしています。

 

さらに、役作りにおいても、表情の作り方や話し方のトーンなど細部にわたり精密にアプローチし、年齢を超えた高い集中力と感受性によって、キャラクターの持つ二面性をリアルに体現。撮影当時若干7歳にして、まるでそこに“ソヒョン”が存在しているかのような説得力を放っています。

 

複雑な内面を抱えるソヒョンというキャラクターを子役が理解し、演じきるために、制作チームは綿密な準備を重ねたといいます。脚本は児童心理の専門家による監修を受け、過激なシーンは直接見せないよう細心の配慮が施されています。現場では、母親の付き添いのもと、ソユの心に負担がかからないように、表面的な演出で演技が導かれ、撮影は常に慎重に進められました。

 

釜山国際映画祭で行われた上映会の Q&A の時間では撮影や作品について聞かれ「撮影は辛くなかったです。他のキャストの方も凄く良くしてくれて、楽しく撮影ができました。特にクァク・ソニョンさんが面倒を見てくれました!サイコパスの役を演じていて大変だったことはありません。新しいことを経験できることが好きですし、演じていて楽しかったです」と大人顔負けのしっかりとしたコメントを残しました。

“侵す者”と“侵される者”──その絡み合う関係の深層を暴き出す

ヨンウンは水泳インストラクターとして静かな生活を送っていましたが、その日常は 7 歳の娘ソヒョンの奇妙な行動によって次第に崩れ始めます。彼女の小さな手が巻き起こす恐怖は日に日に増してゆき、母娘の関係は闇に包まれて…。

 

『侵蝕』は9月5日(金)より、新宿ピカデリーほか全国公開。

 

[作品情報]

『侵蝕』

原題:침범/英題:SOMEBODY/

脚本/監督:キム・ヨジョン、イ・ジョンチャン 

出演:クォン・ユリ(少女時代) 「仮釈放審査官 イ・ハンシン」、クァク・ソニョン「ムービング」、イ・ソル「D.P. -脱走兵追跡官-」、キ・ソユ「私たちのブルース」

2025 年/韓国/韓国語/112 分/カラー/2.39:1/5.1ch/字幕翻訳: 平川こずえ/G 配給:シンカ

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