ゲームやアニメのあらゆる要素てんこ盛り『ボーイ・キルズ・ワールド』インタビュー映像

『ボーイ・キルズ・ワールド:爆拳壊界流転掌列伝』9月19日公開

サム・ライミ製作、ビル・スカルスガルド主演の『ボーイ・キルズ・ワールド:爆拳壊界流転掌列伝』が、9 月 19 日(金)より新宿ピカデリー他にて全国公開。このたび、監督のモーリッツ・モールとアクション振付師のダヴィッド・シャルタスキのインタビュー映像が公開されました。

本作で長編監督デビューし、自身を筋金入りのゲーマーと語るモールは、「アクションシーンはアニメや、ビデオゲームの影響が多い。僕自身がゲーマーだからね。ゲームやアニメのあらゆる要素を詰め込み、狂気と楽しさを表現した」と本作の背景を明かします。

 

続けて、主演のビル・スカルスガルドについて「役への理解力が素晴らしかったよ。表情に富んだ眼差しをしていて、 適任だと感じた。声を出さなくても観客に思いを伝えられる」と絶賛。本作の魅力でもある、パワフルな女性キャラクターたちについても「ヒルダのイカれた妹のメラニーもこの作品では悪役の中心人物だ。そしてミナ、元気いっぱいのキャラクターで、ボーイの相棒という設定。バディ要素もあるんだ」とミシェル・ドッカリーが演じたヴェンデルコイ家の悪女メラニー、クイン・コープランドがチャーミングに演じたボーイの妹の幻影ミナについて語ります。

 

監督と共に約 5 年前から本作の構想を練り続け、『ブラック・ウィドウ』『キングスマン:ゴールデン・サークル』など今やハリウッドで引っ張りだこのアクション振付師ダヴィッド・シャルタスキは、モール監督について「モーリッツは世界観を作り上げ、そこに奇抜なアイデアを取り入れるんだ。恵まれたことに僕の考えも聞いてくれるし、同じビジョンを持っている」と称えました。

 

また本作の特徴と言えるスピーディーでアクロバティックな映像についてモールは「アクションの撮影レベルを上げたいと話してた時に、ドローンを発見した。SNS でポール・クーンの動画を見つけたんだ。彼はただドローンを操縦していて、パルクール選手のあとを追っているだけなのに、その動画は驚くほど素晴らしかった。すぐにダヴィッドに送って使いたいと言ったよ。そしてポールは見事な働きをしてくれた」と、縦横無尽に視界が移り行くドローン撮影の裏話も明かしました。

 

日本カルチャーが大好きなモールの来日も決定しており、9 月 9 日開催のジャパンプレミアの舞台挨拶で日本の映画ファンと初交流。「9 月 19 日に日本の劇場で公開されることになって、とてもワクワクしています。クレイジーで、ちょっとぶっ飛んでいて、面白くて、バイオレンスアクション映画が好きなら、きっと気に入ると思います。スマホで観るんじゃなくて、ぜひ一番大きなスクリーンで観てくださいね。その方がずっと楽しいですよ!」とメッセージを寄せました。

 

あわせてメイキングスチールも公開。ビル・スカルスガルドの肉体改造っぷりも必見ですが、モール監督によって作り上げられた終末世界の裏側を堪能してください。

復讐のとき。奮い立たせてくれたのは内なるあの声。

舞台は、文明が崩壊した終末世界。

 

狂気の女帝ヒルダ・ヴァン・デル・コイが支配する腐敗王朝のもと、少年ボーイは家族を虐殺され、声と聴覚を失います。

 

絶望の中で彼を導いたのは、幼い頃に夢中になったゲームの主人公の“内なる声”。その声に突き動かされ、謎の男シャーマンのもとで地獄の修行に身を投じた彼は、沈黙の殺戮者へと覚醒します。

 

年に一度の“粛清の日”、ついに復讐の時が来ると、暴力の渦の中で仲間と出会い、少年はやがて自らの運命と向き合うことになります。

 

『ボーイ・キルズ・ワールド:爆拳壊界流転掌列伝』として、9 月 19 日(金)より新宿ピカデリー他にて全国公開。

 

[作品情報]

『ボーイ・キルズ・ワールド:爆拳壊界流転掌列伝』

原題:Boy kills world

製作: サム・ライミ 

監督・脚本: モーリッツ・モール 

脚本:タイラー・バートン・スミス

出演: ビル・スカルスガルド、ジェシカ・ローテ、ミシェル・ドッカリー、ブレット・ゲルマン、イザイア・ムスタファ、ヤヤン・ルヒアン、WITH アンドリュー・小路 WITH シャールト・コプリー VOICE OF BOY HARRATED BY H・ジョン・ベンジャミン AND ファムケ・ヤンセン

 

2023/アメリカ/111 分/英語/5.1ch/カラー/日本語字幕:長 夏実 配給:AMG エンタテインメント R15+

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