『Father Mother Sister Brother』が第82回ベネチア国際映画祭でワールドプレミア上映され金獅子賞を受賞したジム・ジャームッシュ監督の特集上映が、9月26日〜10月23日に、キネカ大森で開催されます。

コロナ禍に開催され大成功を収めたジム・ジャームッシュ監督初の大規模特集上映「JIM JARMUSCH Retrospective 2021」。今回 5 年ぶりに、今でも根強い人気を誇る全 9 作品が、キネカ大森のスクリーンで一挙上映されます。
また、上映にあわせて 5 年前に即完売となったポスターや、T シャツをはじめとするジャームッシュ作品の人気商品が再販売されることも決定しています。
9 月 26 日(金)から上映されるのは、主演の演技が輝く 2 作品。ジョニー・デップ主演、ニール・ヤングの即興演奏に魂を揺さぶられる西部劇『デッドマン』(95)。アダム・ドライバーがバスの運転手を演じ、何気なくもかけがえのない日常を綴った『パターソン』(16)。

続く 10 月 3 日(金)からは、初期を代表する 2 作品を上映。ジャームッシュ監督の大学卒業制作にして、これまで観たことのないオフビートなスタイルで映画ファンを虜にした長編デビュー作『パーマネント・バケーション』(80)。カンヌ国際映画祭カメラ・ドールを受賞し、その名を一躍世界中に知らしめた『ストレンジャー・ザン・パラダイス』(84)。
10 月 10 日(金)からの上映は、コメディ要素も強い 3 作品。ウィノナ・ライダーら豪華キャストが、5つの都市を舞台にタクシーの車内で起こる出来事を描いた『ナイト・オン・ザ・プラネット』(91)。ティルダ・スウィントンとトム・ヒドルストンが“吸血鬼”に扮する異色のラブ・ストーリー『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ』(13)。アダム・ドライバーやビル・マーレイといった常連組からセレーナ・ゴメスまで、ジャームッシュ組のオールキャストが集結したゾンビ映画『デッド・ドント・ダイ』(19)。

そして 10 月 17 日(金)からは、音楽にも定評のある 2 作品。“酔いどれ詩人”の異名を持つカリスマシンガー、トム・ウェイツの映画初主演作『ダウン・バイ・ロー』(86)。工藤夕貴と永瀬正敏が出演したことでも有名な『ミステリー・トレイン』(89)と、日本の映画ファンが大きな影響を受けた名作から、若者の間でも話題となった人気作品まで全 9 作品を上映。

また、同期間にキネカ大森では、Filmarks 主催のリバイバル上映プロジェクトにて『コーヒー&シガレッツ』(03)の上映も決定しています。
[開催概要]
9 月 26 日(金)から 10 月 2 日(木)まで
『デッドマン』
『パターソン』
10 月 3 日(金)から 10 月 9 日(木)まで
『パーマネント・バケーション』
『ストレンジャー・ザン・パラダイス』
10 月 10 日(金)から 10 月 16 日(木)まで
『ナイト・オン・ザ・プラネット』
『オンリー・ラヴァーズ・レフト・アライヴ』
『デッド・ドント・ダイ』
10 月 17 日(金)から 10 月 23 日(木)まで
『ダウン・バイ・ロー』
『ミステリー・トレイン』
上映スケジュールなど詳細はキネカ大森の HP をご確認ください
上映劇場:キネカ大森 https://ttcg.jp/cineka
omori/
東京都品川区南大井 6-27-25 西友大森店 5F
Tel : 03-3762-6000 / Mail : theatre
oomori@ttcg.jp
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