『ブライアン・エプスタイン 世界最高のバンドを育てた男』9月26日公開
ビートルズ敏腕マネージャーの実話『ブライアン・エプスタイン 世界最高のバンドを育てた男』が、9月26 日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国公開。このたび、新しい場面カットが公開されました。
公開された場面カットでは、エプスタインからクビを宣告されるピート・ベスト、エプスタインと出会う前の野暮ったい印象のビートルズ、ビシッとスーツを着込みステージに立つビートルズが切り取られています。
やんちゃなリヴァプール・ボーイズから洗練されたバンドマンへ「改造計画」を実らせるマネージャーの心の裏側にはいったい何があったのでしょうか?
エプスタインの人生はたった 32 年。さらにその中でビートルズとの時間は出会いから数えてわずかに5年と 10 ヶ月。その短くも濃厚な、ビートルズのサクセスストーリーと背後にいたブライアン・エプスタインが果たした役割が明らかになります。
ここでは、後にビートルズの重要な音楽面のプロデューサーとなるジョージ・マーティンの進言を聞き、大胆にもデビュー直前にドラムスのピート・ベストを解雇。メンバーにも評価が高かったリンゴ・スターを他バンドから引き抜き、新体制を確立することで音楽面の不安を払拭するという「非情の荒技」を見せたところが見所。バンドの成功のためには、ヘタな同情などに惑わされないことでも知られています。
全米の人気トーク番組『エド・サリヴァン・ショー』出演の背後に秘められた裏交渉、英国王室を前にしての 「御前演奏」の模様、周囲を振り回す奔放なジョン・レノンの発言、そしてもちろん 1966 年6~7月の日本公演のドタバタ、やがてメンバー内に起きた演奏ツアーをめぐる疲弊と葛藤など、決して平坦ではない成功への道のりが怒濤の勢いの中に明らかにされます。
ビートルズ活躍の裏にあった人知れぬ葛藤
ブライアン・エプスタインは、祖父が始めた家具店で日々忙しい毎日を送っていました。店舗に増設したレコード部門も2年後には看板部門に成長。
ある日、リヴァプールのクラブ「キャヴァーン」で、まだ駆け出しの4人組ローカルバンド「ビートルズ」と出会います。4人が奏でる音楽に図らずとも心を奪われ、バンドのメンバーたちにマネージメント契約を打診。ステージマナーを教え、衣裳も髪型もととのえます。
当初は有名レコード会社にそっぽを向かれたバンドでしたが、ついにEMI傘下のパーロフォンから辛くもデビューを遂げ、瞬く間に世界中でその名を知らぬ者がいないほどの存在になっていきます。
メンバーの活躍にエプスタインも喜びをあふれさせるが、彼の中にはマネージャーとしての表の顔からはうかがい知れぬ、一個の人間として満たされない思いがありました…。
『ブライアン・エプスタイン 世界最高のバンドを育てた男』は、9月26 日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国公開。
[作品情報]
『ブライアン・エプスタイン 世界最高のバンドを育てた男』
原題:MIDAS MAN
監督:ジョー・スティーヴンソン
出演:ジェイコブ・フォーチュン=ロイド、エミリー・ワトソン、エディ・マーサン
2024 年/イギリス/英語/112 分/スコープ/カラー/5.1ch/日本語字幕:斉藤敦子 字幕監修:藤本国彦
配給:ロングライド
©︎STUDIO POW(EPSTEIN).LTD
https://longride.jp/lineup/brian
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