デノンは、7.2ch AV サラウンドアンプ「AVC-X2850H」を9月中旬に発売。価格は132,000円で、色はブラックのみ。
AVC-X2850Hは、AV サラウンドレシーバー「AVR-X2800H」をベースに、音質とユーザビリティをさらに向上させた上級機という位置づけ。「レシーバー」の表記をなくしているとおり、FM/AMラジオチューナーを内蔵しておらず、ノイズを抑えています(HEOSによるネットワークオーディオ再生機能は搭載)。もっとも、MMカートリッジアナログ入力は残しています。
その分、HDMI入力信号に対するジッターリダクション機能を搭載しており、高音質が期待できます。
搭載パワーアンプは、最大出力185Wの7chディスクリート(6Ω、1kHz、THD 10%、1ch駆動、JEITA)。4ΩスピーカーもドライブできるようEIコアトランスやブロックコンデンサーもカスタムしています。また、SBやハイトスピーカーを使わない場合はフロントバイアンプの設定も可能です。プリアウトはナシ。
映像まわりでは、3 入力 / 2 出力の HDMI 端子が 8K / 60Hz、4K / 120Hz に対応(最大 40Gbps)。最新規格に準拠しています(HDR10+ / Dynamic HDR / HDR10 / Dolby Vision / HLG / BT.2020 / VRR / QFT / ALLM / eARC)。
余計な機能を削りホームシアターマルチチャンネルに特化したAVアンプとして期待できます。
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