クロエ・ジャオの新作はマギー・オファーレル著「ハムネット」の実写映画化

『ハムネット』2026年春公開

第50回トロント国際映画祭にて観客賞(最高賞)を受賞したクロエ・ジャオ監督最新作『HAMNET』が、邦題『ハムネット』として、パルコ ユニバーサル配給で 2026 年春の日本公開が決定。このたび、場面写真3 点と海外版予告が公開されました。

公開された予告編は、美しい風景のなか、アグネスとウィリアムの出会いから、家族としての営みが映し出されます。

 

公開されたスチール写真は 3 点。アグネスを中心に人々が劇場に集い、舞台を見守る姿や、アグネスが屋根裏部屋で佇む姿、ウィリアムの物憂げな表情などが切り取られています。

マギー・オファーレル著「ハムネット」の実写映画化

2020 年に発表され、英女性小説賞、全米批評家協会賞を受賞し、世界から喝采を浴びたマギー・オファーレル著の同名小説の実写映画化。

 

舞台は 16 世紀イングランドの小さな村。薬草の知識を持ち、不思議な力を宿したアグネス・シェイクスピアと、作家としてロンドンで活動する夫ウィリアム・シェイクスピア、そして 3 人の子どもたちが描かれます。

 

夫がロンドンで働くため、父親不在のなかで子どもたちを守り奮闘するアグネスでしたが、やがて不運にも11 歳の息子ハムネットを失ってしまい、深い悲しみと苦悩、そして家族の愛と絆が浮かび上がっていきます。

 

ペスト禍に揺れる当時の人々の姿や、アグネスの視点から映し出される夫ウィリアムの存在、そして「ハムレット」という戯曲が生まれた背景にある悲劇と愛の物語が描かれた 1 作。

 

『ハムネット』は、2026年春公開。

 

[作品情報]

『ハムネット』

原題『HAMNET』

監督:クロエ・ジャオ

脚本:マギー・オファーレル、クロエ・ジャオ

製作:スティーヴン・スピルバーグ、サム・メンデス

出演:ジェシー・バックリー、ポール・メスカル、ジョー・アルウィン、エミリー・ワトソン

2025 年/イギリス/ビスタサイズ/126 分/カラー/英語/5.1ch/

配給:パルコ ユニバーサル映画 

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