『レッド・ツェッペリン:ビカミング』公開中
メンバー初公認の奇跡のドキュメンタリー『レッド・ツェッペリン:ビカミング』がTOHO シネマズ 日比谷ほか全国公開中。このたび、監督、プロデューサー、ジミー・ペイジの制作意図が公開されました。

結成前、ジミー・ペイジはセッション・ギタリストとしてキャリアを積みつつも裏方ばかり。ロバート・プラントも公認会計士を目指しつつバンド活動をしていたがなかなか評価されませんでした。ジョン・ポール・ジョーンズは教会の聖歌隊でオルガン奏者兼指揮者。ジョン・ボーナムは父の建設会社働きながら地元でコツコツとバンド活動をしていました。
そんな彼らが夢を求めて成長する物語を誰に向けて映画化したのかという質問に対し、バーナード・マクマホン監督は次のように語ります。
「この映画は、自分の人生で何をしたいかをちょうど考えているティーンエイジャーのために作りました。野心的な目標にどのように取り組むか、磨くべきスキル、自分の中に見つけるべき決意と目的、そして他人と協力する力を示しています。私は、その世代に響く洞察、アイデア、アプローチを提供できる映画を作りたかったのです。この映画は、それが音楽であれ、その他の野心であれ、それを実現する道筋を示してくれるはずです」
本作の脚本とプロデュースを務めたアリソン・マクガーティは本作を制作した理由について次のようにコメントしています。
「レッド・ツェッペリンの仕事の姿勢そのものが、人生における一つの教訓になると感じたからです。誰であっても、自分の技術に真摯に向き合い、諦めずに努力を重ねていけば、夢は必ず叶う。彼らの姿は、まさにそれを体現していました。私たちは、映画を通じて常に高い目的意識を持ちたいと考えてきました。そしてこの物語には、世界中の若い世代、男性も女性も、子どもたちにも強いインスピレーションを与える力があると確信しています。努力を惜しまなければ、自分の夢は必ず現実になる、というメッセージを伝えたかったのです」
ジミー・ペイジも「自分の中に人と違うものがあれば、その才能を信じて伸ばす努力をするべきだ。目標に本当に忠実であり続ければ夢は実現できるはず。自分の体験からそう信じてる」と述べています。
当時のライブをリアルに体感!
60年代末、イギリスで産声を上げたロックバンド「レッド・ツェッペリン」。ジミー・ペイジ(ギター)、ジョン・ポール・ジョーンズ(ベース/キーボード)、ジョン・ボーナム(ドラムス)、ロバート・プラント(ヴォーカル)のおよそ 12 年間の活動の中で、彼らが起こした現象はまさに事件であり、予言であり、そして未来でした。
デビューアルバムでいきなり世界を熱狂の渦に巻き込んだバンドの出発点にはいったい何があったのか。未公開のジョン・ボーナムの生前音声のほか、メンバーの家族写真や映像、初期のライブシーンなど貴重なアーカイヴ映像とともに、その知られざる歴史を語る証言者はオリジナルメンバーのみ。さらに、部分的ではなく1曲まるごと演奏シーンを映し出すことで、私たちはまるでその場に居合わせたかのようにメンバーの声を聞き、当時のライブをリアルタイムで目撃した感覚に陥ります。
4 人のメンバーとともに当時を再体感する、まさにユニークにして最高の没入型「映画オデッセイ」。
『レッド・ツェッペリン:ビカミング』は、TOHO シネマズ 日比谷ほか全国公開中。
[作品情報]
『レッド・ツェッペリン:ビカミング』
原題:BECOMING LED ZEPPELIN
監督・脚本:バーナード・マクマホン(「アメリカン・エピック」)
共同脚本:アリソン・マクガーティ
撮影:バーン・モーエン
編集:ダン・ギトリン
ジミー・ペイジ ジョン・ポール・ジョーンズ ジョン・ボーナム ロバート・プラント
2025 年/イギリス・アメリカ/英語/ビスタ/5.1ch/122 分
日本語字幕:川田菜保子/字幕監修:山崎洋一郎
配給:ポニーキャニオン
提供:東北新社/ポニーキャニオン ZEP-movie.com
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