ブーニン、試練を乗り越え復活するまでのドキュメンタリー『ブーニン 天才ピアニストの沈黙と再⽣』公開

『ブーニン 天才ピアニストの沈黙と再⽣』2⽉20⽇公開

1985年、19歳でショパン国際ピアノコンクールに優勝し圧巻の演奏で熱狂の渦を呼んだスタニスラフ・ブーニンのドキュメンタリー映画『ブーニン 天才ピアニストの沈黙と再⽣』が、⾓川シネマ有楽町ほか2026 年 2 ⽉ 20 ⽇(⾦)より全国公開。このたびポスタービジュアルと最新画像、本人のコメントが公開されました。

公開されたポスターでは、ステージの上でピアノと向き合うブーニンの姿と、「⼈に感動を与えられる、美しい演奏がしたい」という彼の⾔葉が印象的。

 

併せて、今夏ドイツ・ケルンの⾃宅で撮り下ろしされたシーン写真6点も公開。コンサート会場とは⼀変、穏やかな空気が流れる中でピアノと対話するような⾵景が切り取られています。

 

ブーニンは、映画公開にあわせて次のようにコメントしています。

 

「事故の後も、私の芸術と⾳楽観を⽀持し共有し続けてくださった多くの⼈たちから、今また素晴らしい⽀援を得られることをたいへん光栄に思っています。感動を与えられる⾳楽を、と再び舞台に向かいました。それは同時に、ピアノに向かっている時だけでなく、⽇常⽣活でも時には果たせるとは限らない義務も伴いますが、何ものにも代えがたい創造の喜びをももたらしてくれます。映画を制作した⽅々の、⾳楽芸術に対する不断の関⼼に⼼より感謝し、このプロジェクトが成功することを願っています!」

表舞台から姿を消したブーニンの復活を追うドキュメンタリー

鮮烈なデビュー、そして世界を股にかけ華々しい活躍を続けるも、2013 年突如として表舞台から姿を消したブーニン。

 

病や怪我、左⼿の⿇痺、 そして⼤⼿術……、ピアニスト⽣命を脅かす様々な苦悩と葛藤を乗り越え、いま再び舞台へと向きあっています。

 

映画では 2025 年 12 ⽉サントリーホールの最新演奏を完全収録し、⾄⾼の⾳楽体験とともにブーニンの内⾯に深く迫ります。

 

ともに復帰への道を歩んだ妻・榮⼦との絆、そして彼を敬愛してやまない著名ピアニストたちの証⾔を交えつつ、再⽣の旅路に寄り添い密着取材を続けた制作陣が、天才ピアニストが苦悩と葛藤の末に辿り着いた景⾊を描き出します。

 

伝説となったショパン国際ピアノコンクールでの優勝から 40 年。ポーランドの⾸都ワルシャワで開催中の第 19 回ショパン国際ピアノ・コンクールでも、⽇本の若きピアニストたちが活躍し話題を呼ぶ中、10⽉17⽇(⾦)より⼋ヶ岳⾼原⾳楽堂での初演を⽪切りに「スタニスラフ・ブーニン ピアノ・リサイタルツアー2025」もいよいよ開幕。世界を驚嘆させた天才ピアニストが、 ⻑い沈黙を経てたどり着いた景⾊とは――。

 

「⼈を感動させる美しい演奏がしたい」と語る彼の珠⽟の演奏をスクリーンで。

 

『ブーニン 天才ピアニストの沈黙と再⽣』は 2026 年 2 ⽉ 20 ⽇(⾦)より⾓川シネマ有楽町ほか全国順次公開。 

 

 

[作品情報]

監督:中嶋梓 総合プロデューサー:⼩堺正記

製作:宮⽥興 遠藤徹哉 共同プロデューサー:吉⽥宏徳 苗代憲⼀郎 服部紗織 ⼭⽥駿平

撮影:宮崎剛 編集:髙⽊健史 録⾳:深⽥晃 ⾳響効果:三澤恵美⼦ 公演収録:メディア・フォレスト

製作:NHK エンタープライズ/KADOKAWA 制作:NHK エンタープライズ 映像提供:NHK 協⼒:⽇本アーティスト

協賛:ダイキン⼯業 藤野英⼈ 三井住友銀⾏ 阪急電鉄 岩⾕産業

配給:KADOKAWA

Ⓒ2026「ブーニン 天才ピアニストの沈黙と再⽣」製作委員会