キース、ジミ・ヘン、B・スプリングティーン、ポール…『チャック・ベリー ブラウン・アイド・ハンサム・マン』場面写真

『チャック・ベリー ブラウン・アイド・ハンサム・マン』1月16日公開

「ロックの父」チャック・ベリー生誕100周年を記念し『チャック・ベリー ブラウン・アイド・ハンサム・マン』が、1月16日(金)より角川シネマ有楽町、UPLINK 吉祥寺、新宿 K’s cinema 他にて、全国順次公開決定。このたび、ース・リチャーズ、ジミ・ヘンドリックス、ブルース・スプリングティーン、ポール・マッカートニーらを捉えた場面写真が公開されました。

公開されたのは、キース・リチャーズ、ジミ・ヘンドリックス、ブルース・スプリングティーン、ポール・マッカートニー、そしてチャック・ベリーのダックウォーク姿を捕えた 5 点。

 

本作の収録楽曲も発表され、「キャロル」「メイベリン」「ウィー・ウィー・アワーズ」「ユー・キャント・キャッチ・ミー」「アラウンド・アンド・アラウンド」「ジョニー・B・グッド」「バック・イン・ザ・U.S.A」「ネイディーン」「スウィート・リトル・シックスティーン」「ロール・オーバー・ベートーヴェン」「ブラウン・アイド・ハンサム・マン」「レット・イット・ロック」「メンフィス」で、全歌詞日本語字幕付きとのことです。

本人のほか、彼を慕うアーティストも多数登場

本作は、ベリー本人のインタビューやパフォーマンスはもちろん、ビートルズ、ローリング・ストーンズ、ジミ・ヘンドリックス、キース・リチャーズ、ポール・マッカートニー、ブルース・スプリングスティーン、トム・ペティ、ジェフ・リンなどのロック・レジェンドたちによる彼の楽曲のカバーで構成され、「カラーパープル」「リーサル・ウェポン」シリーズ等で知られる名優ダニー・グローヴァーがナレーションを担当しています。

 

チャック・ベリー(1926-2017)は、ロックンロール創始者の代表格で、1950 年代にギター主導のビートとストーリーテリング的な歌詞を融合させ、ロックンロールの原型を作り上げました。

 

彼のギター・リフ(特に『ジョニー・B・グッド』の冒頭)は、後の無数のロックバンドに模倣され、代表曲『ジョニー・B・グッド』は、人類の文化の象徴として 1977 年NASA のボイジャー宇宙探査機に搭載されたゴールデンレコードに収録。若者文化とアイデンティティを音楽で表現し、若者中心の大衆音楽という新しい潮流を築いた点が革命的でした。

 

また、当時のアメリカでは、黒人アーティストが、主流のラジオや白人観客の前で演奏することは困難でしたが、ベリーは人種の壁を超えて人気を博した初の黒人ロックンローラーで、後続の黒人アーティストの道を切り開いたパイオニアでもあります。

 

彼は単なるパフォーマーではなく、作詞・作曲家としての才能も高く評価されており、歌詞は非常に詩的かつ風刺的でアメリカ社会を鋭く切り取ったものも多く含まれています。

 

1986年、ロックの殿堂入りをした最初のアーティストの一人であり、1984 年グラミー賞特別功労賞(生涯業績賞)を受賞、2000 年ケネディ・センター名誉賞を受賞。

 

『チャック・ベリー ブラウン・アイド・ハンサム・マン』は、1月16日(金)より角川シネマ有楽町、UPLINK 吉祥寺、新宿 K’s cinema 他にて、全国順次公開。

 

[作品情報]

『チャック・ベリー ブラウン・アイド・ハンサム・マン』

原題:Chack Berry BROWN EYED HANDSOME MAN

出演:チャック・ベリー キース・リチャーズ ロバート・クレイ エリック・クラプトン ローリング・ストーンズ ビートルズ ジミ・ヘンドリックス リンダ・ロンシュタット ビリー・キングズレー&ロッキン・ホース ブルース・スプリングスティーン エレクトリック・ライト・オーケストラ(ELO) トム・ペティ&ザ・ハートブレイカーズ ポール・マッカートニー

監督:ロン・ワイズナー/チャック・サイモン/リチャード・フース

 

2020 年/アメリカ/英語/55分/16:9/5.1ch/

字幕:福永詩乃

配給:オンリー・ハーツ 35th anniversary 3

©2020 CB, Doc. LLC.