実在したマグダレン洗濯所の人権問題を問う『決断するとき』

『決断するとき』3月20日公開

キリアン・マーフィー主演、実話に基づくベストセラー小説の映画化『Small Things Like These(原題)』が、邦題を『決断するとき』として3月20日(金)よりTOHO シネマズ シャンテほかで全国順次公開決定。あわせて、日本版メインビジュアル、場面写真10点が公開されました。

アイルランドに実在した“マグダレン洗濯所”の人権問題を背景に描かれる本作は、社会が長く黙認してきた現実を前に、「知ってしまった個人はどう振る舞うのか」を静かに問いかける人間ドラマ。『オッペンハイマー』とは一線を画し、言葉を抑え、沈黙と内面の葛藤を徹底的に演じ切るマーフィーの姿が、深い余韻を残します。

 

公開されたメインビジュアルは、本国版のデザインを踏襲し、キリアン・マーフィー演じる主人公ビル・ファーロングの顔を大きく捉えたもの。遠くを見つめ、硬い表情を浮かべるその眼差しからは、葛藤が滲み出ています。中央には「助けるべきか、見過ごすべきか。」というコピーを配置。良心か、沈黙か――その決断を、“顔”と“問い”によって語りかける、静かな強さを湛えたポスターとなっています。

 

場面写真は、マーフィー演じる主人公ビルを中心に、アイリーン・ウォルシュ演じるビルの妻、エミリー・ワトソン演じるシスター・メアリー、さらにクレア・ダン演じる、修道院からの脱出を試みる収容者など、物語を象徴する主要人物たちの姿に加え、本編に度々登場し、物語の根幹となるビルの幼少期の姿も収められています。

若い女性たちの現実に直面した彼が下した決断とは

舞台は1985年、アイルランドの小さな町。炭鉱商人として生計を立て、家族と慎ましく暮らすビル・ファーロング(キリアン・マーフィー)は、クリスマスが近づくある日、炭鉱を届けに訪れた地元の修道院で、目を背けたくなる現実を目撃。そこに身を置く少女から「ここから出してほしい」と懇願され、若い女性たちが行き場もなく苦しんでいる現実と向き合うことに。見て見ぬふりをすることが賢明だと理解しながらも、良心の呵責に悩むビル。そんな彼が、ついに下す決断とは…。

 

『決断するとき』は、3月20日(金)よりTOHO シネマズ シャンテほかで全国順次公開。

 

[作品情報]

『決断するとき』

原題:Small Things Like These

原作:クレア・キーガン「ほんのささやかなこと」(鴻巣友季子 訳/早川書房 刊)

監督:ティム・ミーランツ 脚本:エンダ・ウォルシュ 

出演:キリアン・マーフィー アイリーン・ウォルシュ ミシェル・フェアリー クレア・ダン ヘレン・ビーハン エミリー・ワトソン

製作総指揮:ベン・アフレック マイケル・ジョー ケヴィン・ハローラン 製作:マット・デイモン キリアン・マーフィー アラン・モロニー キャサリン・マギー ドリュー・ビントン 

撮影:フランク・バン・デン・エーデン 

編集:アラン・デソバージュ 音楽:センヤン・ヤンセン

2024 年/98 分/アイルランド/カラー/1.85:1/5.1ch 日本語字幕:山下美紗 配給:アンプラグド unpfilm.com/ketsudan

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