『ブーニン 天才ピアニストの沈黙と再⽣』2月20日公開
1985年、19歳でショパン国際ピアノコンクールに優勝し圧巻の演奏で熱狂の渦を呼んだスタニスラフ・ブーニンのドキュメンタリー映画『ブーニン 天才ピアニストの沈黙と再⽣』が、⾓川シネマ有楽町ほか2⽉20⽇(⾦)より全国公開。このたび本編映像が公開されました。
このたび公開されたのは、ブーニン⾃らが選曲したショパンの“ノクターン第 20 番 嬰ハ短調《遺作》”。映画の主軸となる2025年12⽉6⽇にサントリーホールで⾏われた演奏映像の中から貴重な名演の⼀部を初披露しています。
ノクターンの枠を超える劇的な構成を持つ本楽曲は、静謐な叙情と噴 出する激情が鋭く交錯、ショパンを代表する名曲のひとつと⾔われています。ブーニンの繊細にして芯のある⾳⾊、抑制の効いた歌⼼がその振幅を鮮やかに浮かび上がらせ、スクリーンを通して体感される時間の濃度とともに、短い時間の中でも濃密な精神性を刻み込む映像となっています。
ショパンが故郷であるポーランドを離れ、⾳楽家として名を挙げるべく赴いたウィーンで書いたというこの作品は、ロマン・ポランスキー監督の『戦場のピアニスト』のメインテーマとしても広く知られている。ショパンと同じように若い時分に祖国からの亡命を経験し、病と事故による⻑い療養を経て約 9 年の沈黙ののち2022年に舞台へ復帰したブーニン。本映像は復帰から3年を経た現在、演奏家として再び前進し続ける姿を⼒強く印象づける場⾯のひとつであり、その歩みの確かさを観る者の胸に深く刻みつけるものとなっています。
あわせて本作の劇中に登場する全楽曲リストも公開。
ブーニンが⾳楽監修を務めた本作。「ノクターン(遺作)」「⾬だれ」「マズルカ」といったショパンの楽曲群に加え、ブーニンが2022年の復帰公演の演⽬に選んだシューマン「⾊とりどりの⼩品」や、サントリーホール公演のアンコール曲や本年 1 ⽉に⾏われた⽇本デビュー40周年記念コンサートの演⽬としても選んだバッハ「主よ、⼈の 望みの喜びよ」など、20 曲を超える名曲の数々を⼀覧できる、圧巻の楽曲群となっています。
[映画『ブーニン 天才ピアニストの沈黙と再⽣』劇中全楽曲⼀覧]*登場順
♪バッハ 平均律クラヴィーア曲集 第 1 巻から 第 22 番 変ロ短調 (1993 年 ⼋ヶ岳⾼原⾳楽堂) ♪ショパン ノクターン 嬰ハ短調 (遺作) ♪モーツァルト 「8 つのメヌエット」から 第 5 曲 ヘ⻑調 ♪ショパン ワルツ ヘ⻑調 「猫のワルツ」 ♪ハイドン ソナタ ヘ⻑調 Hob.XVI:23 から (1986 年 国技館) ♪ショパン ワルツ 変イ⻑調 作品 42 から (1986 年 国技館) ♪ショパン ピアノ協奏曲 第 1 番 第 3 楽章から (1986 年 昭和⼥⼦⼤学⼈⾒記念講堂) ♪ショパン 幻想ポロネーズ (2023 年 川⼝総合⽂化センター リリア) ♪シューマン 「⾊とりどりの⼩品」から 「5 つの⾳楽帳 第 5 曲」 ♪シューマン 「⾊とりどりの⼩品」から 「3 つの⼩品 第 1 曲」 ♪シューマン 「⾊とりどりの⼩品」から 「⾏進曲」 ♪プーランク 「8 つのノクターン」から 第 8 曲 「終曲にかえて」 ♪ショパン 練習曲 変ホ⻑調 作品 10 第 11 ♪ショパン 前奏曲 嬰ヘ⻑調 作品 28 第 13 ♪ショパン 前奏曲 変ニ⻑調 作品 28 第 15 「⾬だれ」 ♪ショパン 練習曲 変ホ⻑調 作品 10 第 11 (1999 年 サントリーホール) ♪ショパン マズルカ ホ短調 作品 17 第 2 ♪ショパン マズルカ 変ニ⻑調 作品 30 第 3 ♪ショパン マズルカ 嬰ハ短調 作品 63 第 3 ♪ショパン ワルツ 変イ⻑調 作品 69 第 1「告別」 ♪シューマン アラベスク ハ⻑調 作品 18 ♪メンデルスゾーン 無⾔歌集 第 1 巻から第 1 曲 「⽢い思い出」 ♪バッハ チェンバロ協奏曲 第 4 番 第 2 楽章から ♪バッハ作曲(マイラ・ヘス編曲) 主よ、⼈の望みの喜びよ
表舞台から姿を消したブーニンの復活を追うドキュメンタリー
鮮烈なデビュー、そして世界を股にかけ華々しい活躍を続けるも、2013 年突如として表舞台から姿を消したブーニン。
病や怪我、左⼿の⿇痺、 そして⼤⼿術……、ピアニスト⽣命を脅かす様々な苦悩と葛藤を乗り越え、いま再び舞台へと向きあっています。
映画では 2025 年 12 ⽉サントリーホールの最新演奏を完全収録し、⾄⾼の⾳楽体験とともにブーニンの内⾯に深く迫ります。
ともに復帰への道を歩んだ妻・榮⼦との絆、そして彼を敬愛してやまない著名ピアニストたちの証⾔を交えつつ、再⽣の旅路に寄り添い密着取材を続けた制作陣が、天才ピアニストが苦悩と葛藤の末に辿り着いた景⾊を描き出します。
伝説となったショパン国際ピアノコンクールでの優勝から 40 年。ポーランドの⾸都ワルシャワで開催中の第 19 回ショパン国際ピアノ・コンクールでも、⽇本の若きピアニストたちが活躍し話題を呼ぶ中、10⽉17⽇(⾦)より⼋ヶ岳⾼原⾳楽堂での初演を⽪切りに「スタニスラフ・ブーニン ピアノ・リサイタルツアー2025」もいよいよ開幕。世界を驚嘆させた天才ピアニストが、 ⻑い沈黙を経てたどり着いた景⾊とは――。
「⼈を感動させる美しい演奏がしたい」と語る彼の珠⽟の演奏をスクリーンで。
『ブーニン 天才ピアニストの沈黙と再⽣』は2⽉20⽇(⾦)より⾓川シネマ有楽町ほか全国順次公開。
[作品情報]
監督:中嶋梓 総合プロデューサー:⼩堺正記
製作:宮⽥興 遠藤徹哉 共同プロデューサー:吉⽥宏徳 苗代憲⼀郎 服部紗織 ⼭⽥駿平
撮影:宮崎剛 編集:髙⽊健史 録⾳:深⽥晃 ⾳響効果:三澤恵美⼦ 公演収録:メディア・フォレスト
製作:NHK エンタープライズ/KADOKAWA 制作:NHK エンタープライズ 映像提供:NHK 協⼒:⽇本アーティスト
協賛:ダイキン⼯業 藤野英⼈ 三井住友銀⾏ 阪急電鉄 岩⾕産業
配給:KADOKAWA
Ⓒ2026「ブーニン 天才ピアニストの沈黙と再⽣」製作委員会

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