『ザ・コラール 希望を紡ぐ歌』5月15日公開
レイフ・ファインズ主演、戦争で存続危機の合唱団が希望を紡ぎ直すヒューマンドラマ『ザ・コラール 希望を紡ぐ歌』が、5月15日(金)よりTOHO シネマズ シャンテほか全国公開。このたび、レイフ・ファインズのインタビューが公開されました。
第一次世界大戦下のイギリス北部ヨークシャーで、敵国ドイツで活動しながらも新たな指揮者に選ばれたヘンリー・ガスリー博士を演じたレイフ・ファインズは、次のようにコメントしています。
「本作に深く流れる“有限性”の感覚こそが、この物語の核心です。若者が戦場へ向かうたび、家族や恋人、友人たちは『彼らは戻ってくるのか』という現実的な問いに直面する。だからこそ、歌うことが、死と隣り合わせの現実に向き合う力になるのです」
脚本家アラン・ベネットは、ファインズにとって長年特別な存在であると語ります。
「アランの脚本だと聞いた瞬間、胸が高鳴りまし た。英国の演劇界において象徴的な存在ですが、決して偉ぶらず、親しみやすい人なんです」
さらに、ベネットとニコラス・ハイトナーという名コンビが再びタッグを組む現場は、ファインズにとって格別だったと振り返ります。
「舞台ではニックと仕事をしたことがありますが、映画で組むのは今回が初めてでした。二人の素材が組み合わさることで、現場には家族 のような温かさが生まれたんです」
ハイトナー監督はファインズを「信念に突き動かされる人物も、内に傷を抱えた人物も見事に演じられる」と評し、プロデューサーのケビン・ローダーも「静かな表情の下に激しい感情が渦巻いている。その矛盾が彼の魅力」と語ります。
ガスリー博士を演じるにあたり、ファインズは“指揮者になる”という新たな挑戦に臨みました。音楽監督ナタリー・マーレイ・ビールからテンポや表現、演奏者の導き方など指揮の本質を学ぶ中で、その役割の重さを実感したからだといいます。
「素晴らしい役だが、指揮はごまかせない。彼女は『TAR/ター』でケイト・ブランシェットを指導していました。ケイトは素晴らしかったけれど、私はまた別のタイプの指揮者です」
マーレイ・ビールも「ファインズは音楽家ではないですが、芸術と音楽への深い好奇心を 持っている。彼のジェスチャーは自然で、説得力がありました」と評価しています。
“敵国ドイツで活動していた過去”が町の不信を招き、薄い信仰心であったため、当初は歓迎されなかった自身の役どころについては、次のようにコメントしています。
「彼はドイツに忠誠を誓っているわけではない。ただの芸術家であり、音楽家であり、ドイツで刺激的な時間を過ごしただけなんです」
ファインズにとって、アンサンブルが集まるシーンは撮影のハイライトでした。
「若者たちと数人の年配者を前に、現代風にアレンジした『ゲロンティアスの夢』について語るシーンでは、彼らの集中力とエネルギー、そして強い連帯感がひしひしと伝わってきました」
そして若いキャストたちがもたらした新鮮な熱意にも深い感銘を受けたことを明かし、「彼ら自身も素晴らし い旅路を歩んできたのだと感じました」と語っています。
偏屈な医師と寄せ集めの合唱団。声が祈りに変わる瞬間、人々に希望の火が灯るー
第一次世界大戦下のイギリス北部ヨークシャー。徴兵で多くの団員を失った合唱団は、存続の危機に。若者や町の人々を迎え入れ、“歌うこと”を通して再び心を結び直そうとする合唱団の新たな指揮者に選ばれたのは、敵国ドイツで活動していた医師ヘンリー・ガスリー。偏見と不信を背負いながら、彼は退役軍人、売春婦、敬虔なボランティア、徴兵を控えた少年たちなどの寄せ集めの団員たちと向き合い、熱心な指導のもとで、失われたつながりと希望を取り戻していきます。
やがて彼らは、前代未聞の“ある挑戦”へと踏み出しますが、再び徴兵通知が届き始め、ようやく芽生えた平穏は、戦争の影に呑み込まれていきます…。
『ザ・コラール 希望を紡ぐ歌』は、5月15日(金)よりTOHO シネマズ シャンテほか全国公開。
[作品情報]
『ザ・コラール 希望を紡ぐ歌』
原題:The Choral
監督:ニコラス・ハイトナー(英国万歳!)
脚本:アラン・ベネット
出演:レイフ・ファインズ、ロジャー・アラム、マーク・アディ、アラン・アームストロング、ロバート・エムズ、サイモン・ラッセル・ビール
2024 年/イギリス・アメリカ/英語/カラー/ビスタ/5.1ch/113 分 /日本語字幕:斎藤敦子
配給:ロングライド
©GERONTIUS PRODUCTIONS LIMITED 2025 https://longride.jp/choral/

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