菊地凛子、「染谷将太史上最大の衝撃作」『廃用身』本編映像

『廃用身』公開中

染谷将太主演で、久坂部羊の小説を実写映画化した『廃用身』がTOHO シネマズ 日比谷ほか全国公開中。このたび本編映像とオピニオンコメントが公開されました。

公開された本編映像は、息を潜めたように静まり返る異人坂クリニックの一室を映し出すところから始まります。

 

患者・岩上(六平直政)の“廃用身”切断について語る漆原(染谷将太)の声だけが、不気味なほどはっきりと響く中、「あの、私ちょっと怖いです。こんなこと言っていいのか分かんないですけど……」と、おずおずと不安を口にする看護師・内野(中井友望)。

 

すると漆原は、まるでその感情を理解できないかのように、「何か怖いの?」と微かに笑みを浮かべながら応じます。

 

「これは、突拍子もない考え方だということは分かっています。でも、輸血や臓器移植が初めて試された時はどうだったと思う?これをやったらきっとよくなるっていう、医師としての勘のようなものがあるんです」

 

そう告げる漆原の眼差しには、躊躇など微塵も存在 せず、ただ揺るぎない確信だけが冷たく宿ります。

 

“A ケア”という不可逆な選択が静かに現実として迫ってくるこの映像。見る者までもがその場に立たされ説得されているかのような錯覚に陥る圧迫感と、じわじわと内側を侵すような恐怖に誘われる映像となっています。

オピニオンコメント

菊地凛子、ひろゆきらオピニオンコメントが到着しました。

 

「観る者全てを賛否の渦に巻き込む一本」(あんこ)、「人としての権利や自由、全てを考えさせてくれた素晴らしい傑作」(しんのすけ)、「ホラーとは別の、とてつもない恐怖(希望)を感じた」(守鍬刈雄)、「足元が崩れるような初めての感覚」(諏訪敦彦)、「これまでに観たこともない戦慄的な断面から『人間なるもの』の深淵をひんやりと凝視する」(樋口尚文)、「現実に食い込むフィクションの力を実感する怪作にして、傑作だ」(矢田部吉彦)、「この激ヤバ作品を作ろうと思った監督、製作陣は頭イカれてる!」(𠮷田恵輔)、「染谷将太史上最大の衝撃作」(菊地凛子)、「「コスパの良い介護」で人を助けようとした医師は、誤解されたのか、悪魔だったのか?」(ひろゆき)など、個々の価値観を鋭く揺さぶる声が数多く寄せられました。

“画期的”な老齢期医療の末路

ある町のデイケア「異人坂クリニック」に通うお年寄りの間で、漆原院長(染谷将太)が考案した“画期的な”治療が密かに広まっていました。究極のコスパの良い介護を目指すため、「廃用身」(麻痺などにより、回復見込みがない手足のこと)の切断を行った結果、「身体も心も軽くなった」「厳しい性格が柔らかくなった」などと予想外の“好ましい副作用”が現れたというのです。

 

噂を聞きつけた編集者・矢倉は、老齢期医療に革命を起こす可能性を感じ取り、漆原に本の出版を持ちかけます。しかしやがて、デイケアに関するとある内部告発が週刊誌に流出。さらに、患者宅で起きた衝撃の事件をきっかけに、すべてが暗転していきます…。

 

『廃用身』は、TOHO シネマズ 日比谷ほか全国公開中。

 

[作品情報]

『廃用身』

原作:久坂部羊『廃用身』(幻冬舎文庫)

監督・脚本:𠮷田光希

出演:染谷将太 / 北村有起哉 瀧内公美 / 廣末哲万 中村映里子 中井友望 吉岡睦雄 / 六平直政 音楽:世武裕子 

配給:アークエンタテインメント 

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