『ユースフル・ゴースト』7⽉10⽇公開
ダビカ・ホーン主演、新鋭ラッチャプーム・ブンバンチャーチョーク長編デビュー作『ユースフル・ゴースト』が、7⽉10⽇(⾦)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて全国公開。このたび、⽥村健太郎がナレーションを務める本予告と併せて、本ポスター、場⾯写真10点が公開されました。
公開された予告映像は、この世を去った最愛の妻が“掃除機”に憑依し夫のもとへ戻ってくるという、あまりにも衝撃的なシーンから幕を開けます。
「本当に君なの︖」
「本当に戻ってきたの――」
⼾惑いながらも、掃除機に宿った妻を受け⼊れる夫・マーチ。しかし、“⼈間”と“幽霊”の恋は、そう簡単にはいきません。
「⼈間と幽霊は⼀緒になれないわ」
ただ⼀緒にいたい――そのシンプルな願いを叶えるため、夫婦は⼆⼈三脚で奮闘。掃除機と抱き合う姿など思わず笑ってしまうシュールなやり取りの数々。そして突如⾶び交う“⾎”の描写が、物語を予測不能な展開へと加速させます。
さらに、「私をただの掃除機だと思わないで」という意味深なセリフも⾶び出し、彼⼥に隠された秘密と、この世界に潜む⼤きな謎を予感させるなど、“愛は⽣き続ける”というメッセージをかつてないインパクトで叩きつける予告映像となっています。
本予告のナレーションを務めたのは、「地獄へ堕ちるわよ」(Netflix)をはじめ、数々の映画やドラマの名物“夫“役として存在感を放つ俳優・⽥村健太郎。⽥村は「幽霊となって帰ってきた妻、その存在を信じ切る夫。まるで彼岸のハネムーンのような美しいシーン。しかし⼈と幽霊になろうとも、夫婦である限り⼆⼈の関係は進んで⾏きます。幽霊も変わる、夫婦も変わる。儚さと⽣々しさにたっぷり酔わされました。僕の夢にも出てきてほしいなあ」と本作へコメントを寄せています。
本ポスターは、掃除機に憑依したナットを中⼼に、劇中に登場する数々のアイコニックなプロダクト…掃除機、ライフル、電気ショック椅⼦、⼯場のスチーマーなどが、シュールレアリズム⾵のイラストで散りばめられた印象的なデザイン。現実と空想、⽣と死の境界を漂うような、本作ならではの奇妙で幻想的な世界観を表現したビジュアルに仕上がっています。
シーン写真は全10点。愛する夫・マーチのもとへ戻ってきた妻ナットが抱きつく姿をはじめ、掃除機に憑依したナットを愛おしそうに抱きしめるマーチ、その様⼦を奇異の⽬で⾒つめる親戚たちの姿、さらには病院の待合室で夫との⾯会時間を静かに待つ“掃除機(妻ナット)”の姿などが切り取られており、シュールな光景の中にもどこか切なさや愛おしさも滲み出るものとなっています。
掃除機とのロマンスが国家をひっくり返す事件に発展?!
タイでは誰もが知る怪談「メー・ナーク・プラカノーン」(死後も現世にとどまり、夫と禁断の愛を深めていった⼥性“メー・ナーク”にまつわる物語)に着想を得たという本作は、亡き妻が掃除機に宿って夫の元へ戻ってくるという奇想天外な設定を起点にしながら、記憶と忘却、個⼈と社会、愛と有⽤性といったテーマへと静かに深度を増していきます。
幽霊が⽇常に存在する世界で、⼈間社会の価値基準や倫理がいかに恣意的なものであるかを浮かび上がらせると同時に、「記憶すること」がひとつの抵抗ともなり得ることを⽰唆するコメディ、ロマンス、ホラー、SF……様々なジャンルを軽やかに横断しながら、環境問題や労働、政治的抑圧といった現代社会の歪みに鋭く切り込みます。
粉じん公害が深刻化するタイ・バンコク。最愛の妻・ナット(ダビカ・ホーン)を呼吸器疾患で亡くしたマーチ(ウィサルット・ヒンマラット)は悲嘆に暮れる⽇々を送っていました。
ある⽇、ナットの魂は掃除機に宿るかたちで舞い戻り、ふたたび愛を確かめ合う⼆⼈。その頃、マーチの家族が経営する⼯場では、死亡した従業員の霊が機械に取り憑き、操業停⽌に追い込まれていました。霊に悩ま される家族や社会から拒絶されたナットは、⼯場の除霊に協⼒することで、夫への真実の愛そして⾃らの存在を“役に⽴つ幽霊”だと証明しようとしますが……。
『ユースフル・ゴースト』は、7⽉10⽇(⾦)より新宿武蔵野館、ヒューマントラストシネマ有楽町ほかにて全国公開。
[作品情報]
『ユースフル・ゴースト』
英題:A Useful Ghost
監督・脚本:ラッチャプーム・ブンバンチャーチョーク
出演:ダビカ・ホーン、ウィサルット・ヒンマラット、アパシリ・ニティポン、ワンロップ・ルンカムチャット、ウィサルット・ホームフアンほか
2025|タイ語、英語、イサーン語|タイ、フランス、シンガポール、ドイツ|130 分|字幕翻訳:橋本裕充
配給・宣伝:SUNDAE(Powered by Filmarks)
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