『CHERRY AND VIRGIN』2027年公開
短編デビュー『ある⽇本の絵描き少年』で第40回ぴあフィルムフェスティバル準グランプリ、第23回⽂化庁メディア芸術祭アニメーション部⾨優秀賞、第74回毎⽇映画コンクール⼤藤信郎賞などを受賞した川尻将由監督による初の⻑編アニメーション映画『CHERRY AND VIRGIN』(2027年公開予定)が、7⽉16⽇より開催中の「第30回ファン タジア国際映画祭」でワールドプレミア上映を開催、Animation Plus部⾨の今敏コンペティションで審査員特別賞を受賞しました。
現地で⾏われた授賞式に登壇した川尻監督は「驚きと感謝でいっぱい」とコメント。主⼈公・本⽥遼役の声優を務めた⼤⾨嵩も「より多くの国で上映され、世界中のたくさんの⽅々に作品を楽しんでいただけることを願っています」と受賞の喜びを語りました。また、プロデューサーの佐藤現は「この才能にベットすべき︕と誓ってから早や8年」「世界中に『川尻将由』という才能を知っていただきたい」と川尻監督との歩みを振り返り、今後の展開への期待を語りました。
2023年に『SAND LAND』(原作:⿃⼭明)、2021年に『漁港の⾁⼦ちゃん』が受賞するなど、独創的なアニメーション作品が名を連ねる今敏コンペティションの受賞作品。
本作の受賞理由については「審査員特別賞は、登場⼈物が⾮常にリアルで、その感情が誠実に描かれており、不完全でありながらも共感を呼ぶ作品に決めました。この作品は温かな⼼に満ちた物語であり、そのストーリーテリングとアニメーション表現は⾒事に調和しています。まったく異なる⼆つのビジュアルスタイルを融合させることは決して容易ではありませんが、本作はそれを実に⾃然で、遊び⼼にあふれた形で実現しており、観る者を⼤いに楽しませてくれます。また、不安や弱さ、そして⼈と⼈とのつながりを模索する感覚を、美しく描き出しています。以上の理由から、審査員特別賞を『CHERRY AND VIRGIN』の川尻監督に贈ります」と評価されています。
現代の普遍的なラブストーリー
創作に悩みくすぶりつづけるエロ漫画家の本⽥遼と、プロ作家になる夢に挫折した腐⼥⼦で現実の男性に苦⼿意識を持つ榎本亜美という、30歳前後の互いにリアルな恋愛をしたことがない⼆⼈が、あるきっかけを通して偶然出会い、とまどいながらも他者と交わって⽣きることの“苦しさ”と“愛おしさ”を知っていくさまが、現代のサブカルチャーを通して描かれる“普遍的なラブストーリー“として紡がれます。
川尻監督の前作『ある⽇本の絵描き少年』(18)と同様に実写映像素材をベースにしてアニメーションを制作する“ロトスコープ”と呼ばれる⼿法によって制作、アニメーションをベースにしながらも、実写、漫画の要素を取り⼊れ、制作に参加するクリエーターの様々なデザインと世界観が1つのシーン内に描き出されるという、川尻の独創的な従来のアニメーションの枠を超えた映像表現も魅⼒になっています。
なお、本作の主⼈公⼆⼈のキャラクターデザインはそれぞれ、エロ漫画家・本⽥遼は成⼈向け作品を中⼼に活躍する漫画家の⾼柳カツヤ、腐⼥⼦・榎本亜美は「26 歳処⼥、チャラ男上司に抱かれました」を現在連載中の⼥性漫画家、仲春リョウが担当します。さらにイメージボード・⾊彩設計を⻘春⼩説やライトノベルの装画で知られる、イラストレーターの前⽥ミックが⼿掛けます。また、ゲストとして漫画家・イラストレーターとして「恋愛代⾏」などの作品や⼈気 Vtuber のキャラクターデザインでマルチな才能を ⾒せる⻄沢 5 ㍉らが出演。⻄沢 5 ㍉は本⼈役としてアフレコしており、⾃らがデザインするアバターで登場します。
『CHERRY AND VIRGIN』は、2027年公開。
[作品情報]
『CHERRY AND VIRGIN』
監督:川尻将由
出演:⼤⾨嵩 清瀬やえこ
製作・配給:東映ビデオ
©2027 東映ビデオ
X:@candvMovie









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