ランディ・ローズ──ギターに取り組む真摯な姿勢と人懐っこい人柄に惚れる!

非業の最期を遂げた天才ギタリスト、ランディ・ローズ。その人柄に迫る

オジー・オズボーン・バンドの初代ギタリストで没後40年になる天才ギタリスト、ランディ・ローズのドキュメンタリー『ランディ・ローズ』が、11月11日(金)より公開されます。本稿では、彼の人柄を彼の発言及びオフショット写真から紐解きます。

尊大なギタリストを嫌っていた、ランディ・ローズ

ランディは、母親が経営していた音楽学校の影響を受け、6歳からギターを始め、フォーク・ ギターのレッスンでコードや旋律を学んだといいます。

 

「7歳の頃は深く考えずただ弾いていただけ。当時のギターは古いスパニッシュだ。何でも弾いたよ。“グロリア”や“ルイルイ”、ラジオで聴いた曲とか」

 

そんなランディを9ヵ月間指導した教師は、”自分にはこれ以上教えられない”と言わせるほどになったという。

 

「母はいつも僕を励まし、僕の才能を信じてくれていた。僕に仕事を与え、機材を揃えてくれた」

 

ランディは、母親への感謝を忘れない孝行息子であるうえ、ギタープレイと人間性は別だと理解し傲慢な姿を見せませんでした。むしろ、偉そうなギタリストを嫌っていたとも。

 

「誰に影響を受けたかとよく聞かれるが、ギター歴が長ければ変わっていく。気に入れば何でも聴く。だけど音楽的な好みとしては、マウンテンやレスリー・ウェストだ。ハーモニクスやサステインが見事だね。昔からギタリストなら誰でも好きだけど、一番はいない」

 

ランディにとって大きな転機をもたらしたオジー・オズボーンについては次のように素直に語っています。

 

「正直、(ブラック・サバスの)大ファンとは言えない。だが実績は間違いなくすごいよ。尊敬してる。オジーと一緒に壮大なステージに立つ。言葉にならないよ。地元で活動していたら、突然、大舞台へ飛躍した」

 

もっとも、一躍有名になった後も、ギターと真摯に向き合う姿勢を崩しませんでした。

 

「正直な話、ギターの練習を再開したいと思ってる。レッスンも受けたい。イギリスではクラシックを習った。休暇があれば通って、技術を磨きたい」

このたび公開された場面写真からも、ランディの人懐っこくていたずら好きな人柄が伝わってきます。横顔が似ていることから、あだ名が”スヌーピー”と呼ばれ、本人も気に入っていたそう。だったランディ。ぬいぐるみと一緒に映っているショットなどリラックスした表情からはランディの素顔が垣間見えます。

 

『ランディ・ローズ』は、新宿シネマカリテ、渋谷シネクイントほかで2022年11月11日より全国ロードショー。

[作品情報]『ランディ・ローズ』

原題:RANDY RHOADS:Reflections of A Guitar Icon

出演:ランディ・ローズ、オジー・オズボーン、エディ・ヴァン・ヘイレン、ルディ・サーゾ、フランキー・バネリ、ジョージ・リンチ、ゲイリー・ムーア、ダグ・アルドリッチ、ジョエル・ホークストラ、ブ ルース・キューリック、ドゥイージル・ザッパ/ナレーション:トレイシー・ガンズ

監督:アンドレ・レリス 

脚本・編集:マイケル・ブルーイニン

2022 年/アメリカ/英語/カラー/シネスコ/5.1c/92 分

字幕監修:上田慎也(ヤング・ギター) 

提供:ニューセレクト 

配給:アルバトロス・フィルム 

後援:文化放送

 

 公式 HP:https://randy-rhoads.jp

 

©RANDY RHOADS: LEGEND, LLC 2022